ヒロろんさんのブログ

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雑談


 澄み渡る秋空に赤とんぼが飛び交う好季節となりました。


 さて、昨日は日経平均株価が3日ぶりに上昇して大幅高、308円高の1万7880円となっています。一昨日(9月24日)に的中率の高い騰落レシオが64%となって「上昇近し!」を暗示するシグナルを発した矢先の大幅高です。


 その騰落レシオ。60%台以下は全面安症状の末期の売られすぎ局面で、その後底値形成からの自律反騰(上昇)局面が近いというサインとなります。8月25日にも67%を付けた直後に一旦大きく上昇した経緯があり、やはり騰落レシオが60%台の水準は押し目買い狙いの水準として要注目となります。


 今後、株式市場に大きな影響を及ぼす注目のスケジュールとしまして、10月1日から10月7日までの中国の『国慶節』は見逃せません。国慶節とは中国の建国記念日であり、春節の次に来る大型連休です。大型連休期間中の旅行者数は延べ5億人と予想され、日本にも大挙して押し寄せてくることが想定されます。


 観光局が9月16日に発表した8月の訪日外客数では、中国からの観光客が前年同月比で2.3倍に膨らんで過去最高を記録しており、増加スピードに更なる拍車がかかり、それに伴って再び「爆買い」が話題に上り、インバウンド銘柄に対する注目度が高まることが想定されます。


 そしてもう一つ。「国策に売りなし」と申しますが、9月24日に安倍首相が発表した『新3本の矢』関連の銘柄も見逃せません。昨日(金)は、さっそくその関連銘柄として保育所を運営するJPHDが29円高の323円と10%近い上昇、三井不が196円高の3315円と6%を超える上昇となっています。


 新たな三本の矢は、「強い経済」・「子育て支援」・「社会保障」の3分野であり、ここを重点的に政策推進します。第1の矢「強い経済」の象徴として、14年度に490兆円だった国内総生産(GDP)を600兆円にする目標を掲げています。実現に向けて各省に具体案の策定を急ぐよう指示します。


 第2の矢「子育て支援」では、保育園に入れない待機児童をゼロにすることや、幼児教育の無償化拡大を表明。3世代同居や多子世帯への重点的な支援も目指します。


 第3の矢「社会保障」では、介護を理由とした退職による「介護離職ゼロ」を実現するため、16年度から特養の大規模な整備に乗り出します。介護が必要にもかかわらず特養に入所できない待機者は約15万人に達し、20年代初めまでにゼロとする考えです。


 季節は秋。株式投資におきましては、大切な季節です。どういうことかと申しますと、「仕込みの秋」であり、経験則からはこの時期の仕込みが最も投資成果が上がります。昨年も一昨年も、その前の年も、そしてその前の前の年も
そうなっています。


 昨年は10月17日に底打ちして上昇開始。仕込まれた方は大きな果実を手にしていますが、この度もそうなる可能性は高いです。何故なら、この時期は株価が安いという事実、これが最大の好材料であり、株式投資の真髄である「安く買って高く売る」、これに繋がるからです。
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