本日の市況

[ヒロろんさん]

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【１】今日の相場　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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◎日経平均　　

１８１８２.３９（＋　８６.９９）△０.４８％

◎ＴＯＰＩＸ　　

１４７４.９８（＋　　８.９９）△０.６１％

◎売買高概算　　　２２億２２３７万株
◎売買代金概算　　　２兆３７１７億円
◎時価総額　　　５３２兆０８８４億円

◎値上り銘柄数　９６３　　　

◎（年初来）新高値　１１
◎値下り銘柄数　８２２　　　

◎（年初来）新安値　２７
◎変わらず　　　１１０

◎騰落レシオ（２５日）　

８０.６１％（前日比１.２４％低下）

◎サイコロ（日経平均）　４勝８敗　

●●●●●○○○●●●○　３３.３％

◎カイリ率（日経平均）　

２５日線比－７.８６％　

７５日線比－９.８５％

◎為替　　

（対 ド ル）１２０.４４（前日比０.３９円安）
　　　　　

（対ユーロ）１３５.１０（前日比０.０５円安）

◎出来高上位

１.みずほ　　＜８４１１＞　

２３８.２円（－　　３.１円）１８６８１万株

 ２.日本金属　＜５４９１＞　 　

２０５円（＋　　 ２８円）　６４００万株

 ３.東電　　　＜９５０１＞　　

７８０円（－　　 　８円）　５５４９万株

 ４.三菱ＵＦＪ＜８３０６＞　

７６１.３円（－　　５.８円）　５４１２万株

 ５.ユニチカ　＜３１０３＞　　　

６３円（±　　　 ０円）　５３２９万株

◎売買代金上位

１.日経レバＥ＜１５７０＞

１３９７０円（＋ 　１３０円）　２１３８億円

 ２.トヨタ自　＜７２０３＞　

７１８５円（＋　 １７０円）　１０１８億円

 ３.ソフトＢＫ＜９９８４＞　

６６９６円（－　　 ４７円）　　５７６億円

 ４.みずほ　　＜８４１１＞　

２３８.２円（－　　３.１円）　　４４９億円

 ５.東電　　　＜９５０１＞　　

７８０円（－　　 　８円）　　４４３億円



◆相場概況

　外国証券の寄付前の注文状況・・・売り１４１０万株　買い１２８０万株

　本日の東京マーケットは日経平均株価が４日ぶりに上昇、８６円（０．４８％）高の１万８１８２円で取引終了です。

　昨晩のＮＹダウが２９３ドルの大幅高となったことを受けて朝方から買いが先行、９：１０には上げ幅が３８６円となる場面がありました。ただ、買い一巡後は注目集まる明日の米雇用統計の発表を控えて手控え気分が強まり、引けにかけて徐々に上げ幅を縮小しています。売買代金は概算２兆３７１７億円、上海市場は戦後７０周年記念日で休場です。

　尚、東証が８月第４週（８月２４～２８日）の投資家別売買動向を発表。外国人は３週連続で売り越しで売越額は７０７０億円（前週は４００４億円の売り越し）。一方、個人は３週連続で買い越しで買越額は４２７７億円（前週は３２７０億円の買い越し）、信託銀行は２週ぶりに買い越しで買越額は２６３１億円となっています。

　業種別では、土石、非鉄、石油、医薬品、自動車、電機などが高く、銀行、繊維、海運、証券などが下げています。

　個別銘柄では、川田テクノロジーが４０５円高の４７０５円と３日連続高。この間の上げ幅は１００５円となっています。同社は鋼材を主材料とした橋梁の設計・製作・建設工事を手掛け、ロボット関連としての側面もあります。リニアトンネル工事受注の佐藤工業を持分法適用会社としており、材料視した買いが連日で入っています。

　日水が１４円高の３７５円と値を上げています。クロマグロの資源管理を議論する国際会議「中西部太平洋まぐろ類委員会（ＷＣＰＦＣ）」で、生後１年未満のクロマグロが大幅に減少した場合、禁漁を含めた漁獲制限を緊急に実施するとのルール導入で合意と報じられ、材料視した買いが入っています。日水は国内マグロ養殖事業を手がけています。

　関西圏地盤でロードサイド型の回転ずし店「くら寿司」を直営展開する「くらコーポ」が２１５円高の３４００円と大幅高。２日に発表した８月の全店売上高が前年同月比９．３％増と５ヶ月連続で増収。７月の６．２％増に比べて伸び率が拡大しており、好感した買いが入っています。

　官公庁向け主体のＩＴコンサルを手掛けるＩＴｂｏｏｋが１４５円高の１２１５円と大幅高。１３時過ぎに、税と社会保障の共通番号制度の利用範囲を広げる改正マイナンバー法が衆院本会議で可決・成立と報じられ、収益拡大を期待した買いが膨らんでいます。

　ミネベアが１２４円高の１５１３円と大幅高。昨日に年初来安値を更新後に上昇に転じており、本日も自律上昇となっています。連続最高益更新と業績好調であり、予想ＰＥＲ（株価収益率）は１１倍台と割安感があることから見直し買いが入っています。

　その他、世界初のモバイル・セキュリティー対策ソリューション提供開始で日本通信がストップ高で８０円高の３５７円、モーター回転時に発生する渦電流損を従来品の半分以下に減らせるモーター鉄心の日本金属が２８円高の２０５円、後発医薬品も手掛けて業績絶好調の科研製薬が５６０円高の６１６０円。

　カジュアル衣料のアダストリアが８月売上高１２％増で５１０円高の６９８０円、引っ越し業界首位のサカイ引越が３５０円高の６１５０円、業績好調の化粧品のコーセーが６７０円高の１万１７９０円と大幅高です。

　本日の新高値銘柄は、アダストリア、川田テクノロジーズ、日本金属、竹内製作、イトーキ、サカイ引越・・・等々です。




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【２】主な投資判断　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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［クレディＳ証券］
　据置き　　　Ａ

（5726）大阪チタニウム　　 4,000→ 5,000円

　据置き　　　Ａ

（5727）東邦チタニウム　　 1,500→ 1,900円

［バークレイズ証券］
　引上げ　Ｂ→Ａ

（5938）ＬＩＸＩＬ　　 2,700→ 3,000円

　引上げ　Ｂ→Ａ

（9062）日本通運　　 690→  700円

　引上げ　Ｃ→Ａ

（9437）ＮＴＴドコモ　　 2,200→ 3,000円

［ゴールドマンＳ証券］
　引上げ　Ｂ→Ａ

（2685）アダストリア　　 4,400→ 7,700円

　据置き　　　Ａ

（7581）サイゼリヤ　　 3,000円

［三菱ＵＦＪＭＳ証券］
　据置き　　　Ａ

（3626）ＩＴ ＨＤ　　2,770→ 3,320円

　据置き　　　Ａ

（4922）コーセー 　　9,000→12,500円

※３段階評価はＡ～Ｃ、５段階評価は１～５にて表記
※投資判断を再開した場合は新規と記載
※価格は各証券会社が判断する妥当株価




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【３】本日の経済指標等の結果　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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◎日本・日経ＰＭＩ（サービス業）
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　８月のサービス業ＰＭＩは５３．７で、前月から２．５ポイント上昇しました。



◎対内証券売買契約等の状況（財務省集計）
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　　８月２３日～８月２９日

　　　

　海外投資家

　－６３０３億円（－４６２８億円）※３週連続売り越し

　　　

　なお、売却額は１７兆５２５５億円で、０５年の統計開始以降最大を記録しました。



◎投資部門別株式売買状況（東証集計）
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　８月第４週（８月２４日～２８日、日経平均２９９円安・週間ベース）

　　　

　個人投資家

　＋４２７７億円（＋３２７０億円）※３週連続買い越し

　　　

　海外投資家

　－７０７０億円（－４００４億円）※３週連続売り越し

　　　

　事業法人　

　＋１８３４億円（＋１６７１億円）※６週連続買い越し

　　　

　信託銀行　

　＋２６３１億円（－　　８９億円）※２週ぶり買い越し


　

　※マイナスが売り越しで、プラスが買い越し、カッコ内は前週の状況。

　

　※投資部門別売買状況で、「事業法人」は企業の自社株買い等、「信託銀行」は年金資金等の売買動向を示します。




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【４】運用の心得　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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　運用に関する標語をいくつかご紹介したいと思います。

　ちなみにここで言うところの「運用」は、軍事的・戦術的な行動または操艦技術を指していますが、資金の「運用」の心得としてもよく出来ています。

　
　◆だろうの作業を行うな。

　　作業は、安全、確実、迅速の順。まあよかろうが事故・けがのもと。


　◆運用の巧者とは、ただ操艦のみについて言うに非ず、

　　船体は勿論要具を整備し、目的遂行に対し、万遺憾なきを言う。


　◆運用の妙は注意と果断にあり。


　◆運用の妙は一誠にあり。


　◆運用は数理六分に勘四分。


　◆過去の記録は今後に生かせ。


　◆無理は禁物。安全第一。しけよりも無理と油断が事故のもと。


　◆事前の研究と平静な心が事故を防ぐ。


　◆細心綿密な整備と大胆な運用を。


　◆自分の周囲の状況に絶えず五感を働かせ。

　　常にチェックを怠るな。信ずるよりは確かめよ。





　投資を行う上では、自分自身を理解することが大変重要です。完璧な人間など存在しないように、ほとんどの人間はミスもすれば勘違いもします。まずは自分自信の性格や弱点をよく理解し、その上で工夫を重ねてゆくことが大切です。