ヒロろんさんのブログ

最新一覧へ

« 前へ268件目 / 全2140件次へ »
ブログ

雑談

本日は大安です。

 野も山もにわかに秋色が濃くなってまいりました。


 さて、気になる昨晩のNY市場ですが、NYダウは272ドルの大幅安で1万6102ドル。シカゴ日経先物は1万7635円と週末の東京市場の日経平均株価1万7792円よりも157円安い水準となっています。


 これを受け、週明けの東京市場も朝方から売りが先行する展開が想定されます。抗日戦争勝利70周年で休場となっていた上海市場が日本時間10:30に取引開始となりますが、この動きも東京市場に大きく影響を及ぼすだけに考慮しておきたいところです。


 今年も「夏の大嵐」が襲来し、お盆明け後の8月19日から暴風雨真っ只中といった状況の株式マーケット。日経平均株価は大嵐直前の18日の終値2万0554円から昨日の終値1万7792円まで値幅にして2762円、率にして14%近い下げとなっています。


 その間、8月25日に的中率の高い騰落レシオが67%を付けて底値を暗示し、翌26日ら相場は急騰。3日間で日経平均株価は1400円を超える上げを示現する場面もありましたが、再び相場は下押し。現在は2番底を探る展開となっています。




 一旦戻した後の2番底模索は相場の世界ではよく出現するパターンであり、ある程度は想定内の値動きと言えます。


 では、「どこで2番底を打つのか?」、この点が最も気になるところかと思います。的中率の高い騰落レシオが週末には72%となっており、戦術的には「レシオ70%前後は底値ゾーンで、特に60%割れは絶好の仕込み場」という売買の目安となります。8月25日に67%を付けた直後も一時的に大きく上昇した経緯があり、やはり騰落レシオが60%台になった時の相場の水準、ここが一つの目安となります。


 そしてもう一つ。セオリーでは「落ちてくるナイフをつかもうとするな。床に刺さったところを引き抜け」であり、急落途中の買いは危険です。「もうはまだなり、まだはもうなり」とも申しますが、この度の相場の下押し局面で魔が差して仕込んだ方は総ヤラレとなっています。焦らずじっくりと押し目を狙うのがベターです。


 「悠長に構えて買う前に上がったらどうするか、買い逃したらどうするか」となりますが、気にする必要は全くないです。株式投資に見逃しの三振はなく、下落過程で安易に買ってヤラレたよりは、はるかにましです。


 ここでもう一つ思い出して頂きたいのは、これから季節柄、投資成果が最も向上するパターン「種蒔きの秋」になるという点です。例年そうですが、この時期の種蒔きは欠かすことが出来ず、実証的にも「秋に買って春に売る」、これが最も投資成果が上がります。もちろん目先の動きに一喜一憂しない中長期スタンス、これは必須です。


 大きく下げてきますと、とても投資する気分ではなくなりますが、これまでもそうでありましたように「嵐はいずれ去ります」。



 株式投資で大きく儲けるコツはそうした時こそ「稼ぎ時は弱気相場にあり」の姿勢で臨むことであり、「アクア流勝利の法則十五ヶ条」の中で申し上げている『ショック安こそ最大の買い場』となり、先人の教えにも『野も山もみな一面の弱気なら、阿呆になって買いのタネまけ』とあります。


 尚、頭に入れておきたい注目のスケジュールとしまして、9月11日の大安の日はメジャーSQとなり、15日は日銀金融政策決定会合の結果発表、16日は8月の訪日外国人数の発表、17日(日本時間18日未明)には全世界が注目するFOMCの結果発表、同じく18日に8月の全国百貨店売上高、20日は自民党総裁選とギリシャ総選挙といったところが控えています。


コメントを書く
コメントを投稿するには、ログイン(無料会員登録)が必要です。