以前からこの曲を聴いてはいたけれど、
改正・安保法案が強行採決されてから聴き直してみると、
なんとも隠喩に富んだ歌詞に聞こえてくるから、不思議なものだ。
★「 Shape Of My Heart 」 STING
https://www.youtube.com/watch?v=pm3rDbXbZRI
「レオン」という映画のラストでながされた曲。
この画像は、映画の実写を取り入れているので素晴らしい。
この歌詞を和訳する方法というのを、
ネットで、ladysatinという翻訳家が教えてくれていた。
http://ladysatin.exblog.jp/20832430
このリンクには、和訳が書いてある。
次のリンクには、どうしてそのように訳したのかが書いてある。
http://ladysatin.exblog.jp/20841052/
http://ladysatin.exblog.jp/20848604/
なるほど、そーやって訳すのかとオイラは感動している。
この和訳は、STINGのインタビューでの語りまで参考にしているので、
精度はとても高いと思われる。
けれども、歌詞というものは、
聴く人の状況によって、独り歩きをはじめることがある。
たとえば、映画「レオン」を視聴した直後の人がこの英語の歌詞を聴けば、
違ったニュアンスのものとして捉えることがあるだろう。
同様に、それは改正・安保法案の強行採決に落胆した人たちにとっても同じだ。
そういう人たちには、
この英語歌詞の「I」は日本人として個人の私、
「He」は、たったひとりの対戦相手としてではなくて、
米国、ロシア、中国として感じるかも知れない。
なんとも非力な日本人である個人の私が、
ポーカーとかバカラのテーブルについて、
米国、ロシア、中国相手に対戦している図。
あちこちに出てくる「彼」を、
それぞれ米国、ロシア、中国に当てはめて変化させてみたりする。
すると、途中に出て来る「this art」は、
「戦争」の意味になる。