アメリカ中央銀行は年内の利上げの可能性を残すも、利上げを見送った。
ここまでは想定通り。しかし、そこに至るまで1週間くらい前から若干相場が安定していたので、リスクオンを多少期待した買いが多少あるのかな?とは思いつつも、前回の日記から継続していたのはほぼニュートラルポジだった。
が、空売りしてる銘柄は地合通り損失が多少増えるも買い銘柄も日経に対してアンダーパフォームしたせいで損失が多少増えた。今までかなり良い感じだったので、誤差と言えば誤差だが・・・。
3時のFOMC発表時は、5分で50銭くらい円高に振れたが政策維持だった為か他の指標の動きと比べると為替の動きはマッタリと言っていい動きをしていた。
指標発表時に想定通りに円高が進んでいたが、アメリカ株が異様に強かったので、ドル円をショート20pipだけ抜いてすぐに買い戻して微益で撤退。その後も寝ないで金曜も株式でトレードを行う事にした。
非常に眠かったが、とりあえずポジの偏りを変更する事にした。新興国中心のアジア株は寄り付きは戻すだろうと。最近は日本は上海に引っ張られているしアジア株に連動している。アメリカは引けにかけて下げたので、日本も円高とアメリカ株安で始めは低く始まるのだが、上海次第では今日から暫く安定期(とはいえ、急伸ではなくヨコヨコか少し上昇していく相場)に入るのでは?と予想。
しかし、利上げするかしないかで揺れる相場というのは相場歴8年程度では経験が無い。自信を持って投資は出来ない。
なので、今回失敗したとしても10月のFMOCで経験を活かして取り戻せればいい。そんな気持ちで強気で取引するつもりだ。
売りを外したり、買いを建てたりのタイミングはいくつか候補があった。金曜は調整局面なので上海の推移を見た後、金曜大引け時、シルバーウィーク中に為替でポジ調整、シルバーウィークが明けた後の寄り付きの4つ。
今回は、シルバーウィークがあるので日本は月火水の3日間は取引が無い。もし仮に金曜に上げなくても来週中には株は上げる・・・ような気がしたので上海次第では買おうと思っていた。
上海指数は3100くらいで始まるも、若干弱めで推移。他のアジア株は上昇してゆくのは確認できた。・・・非常に悩んだが、日経もマイナス230~270で安定していたので10時50分くらいに買いに傾ける事を決意。
結果としては日経はマイナス362円の安値引け18070円だし判断は間違いだったと言える。そして金曜引け後の先物の動きとアメリカの下げを見ても買うタイミングは金曜では無かったのかもしれない。
利上げが決まらない以上環境は何も変化しておらず、最近の相場を見てみると1週間くらい安定期に入っていた分、売りに押された格好となったようだ。
ただ、マザーズ市場に目を移すと金曜は逆に高値引けしているので、売っているのは引き続き海外勢という予想がつくし、下げたのは需給でのポジション調整の影響が出ていると思う。日本の投資家はシルバーウィーク前という事で日経銘柄は一旦利確に動くだろうが、新興市場に買いの意欲が見えたのは良い点だった。
日々の値動きの予想は難しいが、なんとなく利上げを見送るのであれば9月末までは安定期に入るという予想。10月からは9月の初期のような相場が来るはず。つまり利上げを見越した上海を中心としたアジアや新興国株の不安定化。そこではまた、日経は上海に連動する形で弱い動きになると予想してる。
なので今回の買いは9月末までの時限措置。10月からはFOMCまではショートポジを積み上げる事になるだろう。
金曜に行った投資内容は長期買いはそのままで、売りの部分をすべて外したのと、オリックス、九州電力、日経レバレッジETFを買った。もちろんプットも保険で購入している。
月曜から水曜で海外が急落するようであればまた考え直さなければならないが、しばらくはこのポジションでいく。
そういや最近は、長期銘柄の下落を短期銘柄のショートでヘッジして、その短期分の利確するタイミングで資産を増やしたり維持したりしていた。
なので源泉徴収されているお金がかなり増えていた。金曜の後場開始時に多少建て直して税金が戻ってきたが、まだまだ含み損が大きい。
木曜と金曜ではその辺りの整理が出来ればいいなあとは思っている。余力に余裕がある時にやらないといけないので。
木曜からは出金額も増えると思われるので、前に日記で書いたむさし証券の方にも信用で買ってる銘柄を移すのも検討する感じ。信用金利高すぎるので少しでも節約したい。