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【1】今日の相場
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◎日経平均
17965.70(-298.52)▼1.63%
◎TOPIX
1462.41(- 17.82)▼1.20%
◎売買高概算 18億4599万株
◎売買代金概算 2兆0554億円
◎時価総額 527兆2026億円
◎値上り銘柄数 481
◎(年初来)新高値 15
◎値下り銘柄数 1323
◎(年初来)新安値 26
◎変わらず 93
◎騰落レシオ(25日)
65.48%(前日比5.47%低下)
◎サイコロ(日経平均) 4勝8敗
○●●●○○●○●●● 33.3%
◎カイリ率(日経平均)
25日線比-5.49%
75日線比-9.94%
◎為替
(対 ド ル)120.24(前日比0.32円高)
(対ユーロ)136.60(前日比0.54円安)
◎出来高上位
1.みずほ <8411>
235.7円(- 3.4円)15504万株
2.東電 <9501>
820円(- 11円) 5672万株
3.三菱UFJ<8306>
753.4円(- 18.4円) 5369万株
4.ユニチカ <3103>
62円(- 1円) 4807万株
5.東芝 <6502>
314.8円(- 6.8円) 4226万株
◎売買代金上位
1.日経レバE<1570>
13520円(- 450円) 1907億円
2.ソフトBK<9984>
6154円(- 359円) 821億円
3.トヨタ自 <7203>
7007円(- 65円) 706億円
4.NTT <9432>
4264.5円(-294.0円) 476億円
5.東電 <9501>
820円(- 11円) 468億円
◆相場概況
外国証券の寄付前の注文状況・・・売り810万株 買い570万株
本日の東京マーケットは日経平均株価が3日連続安、前週末比298円(1.63%)安の1万7965円と1万8000円を下回って取引終了です。週末のNYダウが102ドル高となったことを受けて朝方は買いが先行、寄付き直後には上げ幅が79円となる場面がありました。ただ、今週は明日の日銀金融政策決定会合の結果、17日の米FOMCの結果発表と金融政策を巡る重要イベントを控えて手控え気分が強く、買い一巡後は上げ幅縮小。
中国国家統計局が昨日発表した8月の主要経済統計で中国景気の減速感が意識され、上海市場が下げ幅を拡大するのを横目に東京市場も徐々に下げ幅を広げています。売買代金は概算2兆554億円、上海総合指数は85ポイント(2.6%)安の3114です。
業種別では、全般安の中にあって電力ガス、海運が高く、一方、情報通信、証券、商社、非鉄、銀行、精密、機械などの下げが目立ちます。
個別銘柄では、本日午前9:43過ぎに熊本県の阿蘇算が噴火。関連銘柄として、防災マスク関連が上昇しています。防じんマスク製造大手の興研が50円高の1647円、産業用マスクを手掛ける重松製作が19円高の742円、地盤改良工事の不動テトラが7円高の172円、防災用品のホーチキが52円高の1148円。
他にも、茨城県常総市での鬼怒川の堤防決壊による復興関連との思惑買いも入り、消防ホースの帝国繊維が67円高の1388円、土木・建機レンタルのニッパンが149円高の2544円、防災用マグネシウム電池の倉元が70円高の395円、長靴でチヨダが35円高の3660円・・・等々が値を上げています。
東京ドームが11円高の522円と上昇。2~7月期の経常利益が前年同期比34%の大幅増で54億円と好調。訪日外国人の増加やプロ野球・巨人戦の集客が好調だっとことが寄与しており、好感した買いが入っています。
化粧品のポーラHDが200円高の7340円と連日で上昇。1~9月期の連結営業利益が130億円程度と前年同期に比べて約25%増える見通しと報じられ、業績好調を好感した買いが入っています。中国人旅行者などによる高価格帯の化粧品「ポーラ」ブランドの新製品が好調です。
データセンター運営のビットアイルが4日連続でストップ高、200円高の847円となっています。8日にデータセンター運営大手の米エクイニクスが買収すると発表。TOB価格は1株922円であり、サヤ寄せする形で買いが集中しています。
他にも地図情報のゼンリンが114円高の1563円、連休を控えて旅行のKNTが15円高の227円、業績好転の日本コロンビアが21円高の475円と値を上げています。
本日の新高値銘柄は、三井ホーム、矢作建、ビットアイル、ホーチキ、パイオニア、コロンビア、エスケイ、ニチモウ、チヨダ・・・等々です。
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【2】主な投資判断
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[クレディS証券]
据置き A
(5301)東海カーボン 410→ 360円
引下げ B→C
(5310)東洋炭素 2,200→ 1,580円
[ゴールドマンS証券]
据置き A
(2206)グリコ 6,550→ 6,500円
据置き C
(2801)キッコーマン 2,900→ 2,850円
据置き C
(2875)東洋水産 3,500→ 3,450円
[野村証券]
据置き A
(6988)日東電工 9,200円
[三菱UFJMS証券]
据置き A
(9101)日本郵船 381→ 404円
引上げ B→A
(9107)川崎汽船 260→ 355円
据置き B
(9104)商船三井 393→ 339円
引上げ C→B
(7296)FCC 1,600→ 1,900円
[みずほ証券]
引上げ C→B
(9613)NTTデータ 4,800→ 5,920円
引下げ B→C
(9437)NTTドコモ 2,320→ 2,150円
[大和証券]
据置き 1
(2127)日本M&Aセンター 6,100円
新 規 2
(6890)フェローテック 1,200円
据置き 2
(4902)コニカミノルタ 1,080→ 1,500円
※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
※投資判断を再開した場合は新規と記載
※価格は各証券会社が判断する妥当株価
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【3】本日の経済指標等の結果
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◎マンション市場動向
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8月の首都圏の新規発売戸数は前年同月比23.7%増の2610戸で、2カ月連続の増加となっています。
マンションの売れ行きを示す契約率は74.3%と、前年同月に比べ4.7ポイントの上昇となっています。8割を超えた前月に比べますと契約率は落ちましたが、夏季休暇にあたる8月は契約率が落ちやすいという季節性があり、好不調の目安となる70%を8カ月連続で上回っていることは評価されます。
ちなみに、1戸当り価格は5872万円、1平方メートル当り単価は82.4万円で、前年同月に比べ戸当り188万円(3.3%)の上昇、平方メートル単価は4.9万円(6.3%)の上昇となっています。
◎第3次産業活動指数
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第3次産業に属する業種の生産活動の動向を示す指標で、7月は前月比0.2%の上昇で、市場予想と一致しています。
◎鉱工業生産指数確報・稼働率指数
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7月の鉱工業生産確報は前月比0.8%低下の97.5で、速報値(0.6%低下)から小幅に下方修正されました。製造工業の稼働率指数は0.2%低下の96.9と、2カ月ぶりの低下となっています。
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【4】流動性
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資産運用において投資対象の「安全性」「収益性」「市場性」は重要なポイントです。
安全性とは、銘柄でいいますと収益力の高さや財務内容の良さといった観点であり、収益性とは高配当や割安な水準での投資により、資金が増える可能性を指しています。
市場性は、換金しやすさと言い換えることができます。いざという時に換金できないような資産運用は「運用」とは言えません。株式投資に限らず、資産運用の際この3つは必ず押えておきたいところです。
よく耳にする「流動性」という言葉は、流通量の多い少ないを表現するもので、上記の市場性とほぼ同義と捉えて差し支えありません。
賑わっている時にたくさんの株数を購入したものの、いざ売ろうとした時に板が薄く(出来高が少なく)で困ったという経験をお持ちの方も多いはずです。
魅力的な銘柄でありましても、普段の出来高が少なく、すぐに買い気配や売り気配がつくようでは、希望する値段での取引が困難となります。
普段の出来高が多い銘柄を「流動性が高い」といいますが、何が起こるか分からない株式市場では、「買いたい時に買いたい価格で買える」、「売りたい時に売りたい価格で売れる」ということは大変重要なポイントです。
低金利がもたらすカネ余り(過剰流動性)を背景に、動かす資金が大きくなればなるほど、運用側としては流動性の高い銘柄が選好されます。そのような相場を「流動性相場」と言います。
洪水の次は阿蘇山の噴火と、自然災害が相次いでいます。ところで、鬼怒川の堤防決壊を報じたニュース番組では、濁流に流される家や救助される人の様子を繰り返し流していましたが、他の家屋が流される中、流されずに残った1軒の白い家の頑丈さが際立ち、どこのハウスメーカーかとネットで話題になりした。すぐに旭化成ホームズ「ヘーベルハウス」の戸建て住宅であることが判明し、ヘーベルハウスを評価する書き込みが相次ぎました。その旭化成の株価は本日、2.8円高の919円です。