■ テクニカル : 下値不安継続
18,000円台前半の直近レンジ内の推移により極端な方向感は示されていないものの、5日線に抵抗感を示した長い上ヒゲが下値模索不安を継続させる格好。
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□ 今晩のNY : レンジ内の模様眺め
木曜のFOMC・イエレンFRB議長を前に明確な方向感は生じにくいため、直近レンジ内での様子見色の強い展開が本線。想定レンジは16,150~16,500ドル。経済指標では独9月ZEW景況感指数、米8月小売売上高、鉱工業生産に注目。
□ 明日の日本 : 波乱含み
NYに異変がなければ17,900円台から18,300円台での方向感に乏しい流れが本線。ただし、先物での売り方に主導権がある状態(= 上昇時は売り方の買戻し、急落時は仕掛け売り)に変わりはありませんので、外部環境の軟化にほど敏感に反応するシーンには警戒したいところ。
個別に関しては、想定以上に本日の日経高への感応度の悪さが顕著となっていますので
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★ 明日の戦略 : 連休シフトを前倒し!
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依然として下値不安を残す日経平均、換金需要が買い需要を上回っている個別株需給を踏まえれば、5割程度の余力を空けて連休を迎えたいところ。
木曜のFOMC次第では金曜の急騰も期待されますが、個別への好影響は限定的になると想定され、反対にFOMC後にNYが急落した場合には金曜は終日売り主導の展開が警戒されます。
よって、明日は(前倒しで)ストレス化銘柄、弱トレンド銘柄、短期回転狙い銘柄などのポジション調整を計りながらに、“5連休跨ぎを前提としてきた銘柄”については 条件を絞った買い増しを計っていってください。
『 不確実性と距離を空けて勝負どころを探る!』