10月の個人番号通知まで1か月を切りましたが、制度のメリットを疑問視する声や、情報漏えいを危惧する声は根強いようです。
今朝の地元紙に載ってた話ですが、それによると県内の某会社社長はマイナンバー制度について、次のように述べております。
「国の年金機構でも情報漏えいしているのに、中小企業が管理徹底するのは荷が重い。漏えいした場合のイメージも計り知れない。」
「企業側にはメリットがない」
紙で管理して金庫に保管するのであれば、本気で情報を盗もうとすればいとも簡単に盗めます。
かといって電子化して管理しようとすれば100万単位の金がかかるし、よそに委託して、もし情報漏えいしたら管理責任を問われる
情報を盗んで悪さをしようとする人間は必ずおります。世の中善人ばかりではありません。それに真面目に取り組む会社ばかりでもありません。てきとーにやるとこもあるでしょう。そういうところからは、もう情報盗み放題です。
以前私が勤めていた会社で、従業員の履歴書を休憩室の机の引き出しに入れてたところがありました。私は罰として、しっかり閲覧してやりました。(何人かでワイワイ言いながら)
このような穴だらけの制度で、見切り発進しようとする政府のやり方に、疑問を感じる今日この頃なのであります。