相場三昧伝  週末雑觀(8.6水災の思い出。金利考。)

◎このたびの水災。茨城県のみなさまに、こころから、お見舞いもうしあげます。

小生も、20年前に、鹿児島縣8.6水災を體験しました。

幸い、わが家は、無事でしたけど、鹿児島市内を流れる甲突川のほとりに住む、火災保険の契約者と電話で連絡がつかない。そこで行ってみることにした。


 とっくのむかしに、警察が交通止めをしていた(また道路は、泥だらけで、車はつかえぬ状態)。

徒歩で、5~6百メートルほど歩いた。カーポートのうえに乗用車がのっかつていたりる。

ズボンも靴も、どろだらけ。契約者宅に着いて、昨晩の話を聞いてみると、二階にあがって、恐怖の一夜をすごしたさふな。

もふ一軒の平屋建ての一人住まいのおばあさんの御うちを訪ねてみると不在。それから、2週間ほどして、連絡があった。市内の親戚の酒屋に身をよせておられた。


 その後写真撮影のため、家の中を見せて貰ったところ、泥水の吃水線が、天井近くまである。「よく御無事でしたね。どうやって助かったんですか。」とお伺いしたところ、家を離れようと決心がつくころには、庭は、もう池のやふな状態だったらしひ。そこで愛犬のマルチーズを抱えて、物干しざおにすがって、家から、逃げ出したさふな。命あっての、物種でした。なにせ、これは、深夜に起こったことだから。


◎来週は、FOMC政策会合。

かふいふ話を聞ひたことが、ある。

金利は、たしかに経営者にはストレスだけど、経営に死にもの狂ひで取り組ませる動機づけともいへる。なにせ返済期日といふdead/lineがうまれまする。

それに反して、無金利では、やっぱり経営者に怠け心が生まれる。それに設備投資に借金が、投ぜられれば、良ひのだけれど、本業と関係の無ひ投資に向かゐがちである。(出所、不詳。)

このたびのFOMCで、利上げはあるだらふと想定。これは、金融引き締めではなく、正常化として。そのつもりで、トレードするつもり。

今週は、これまで。Have a nice week.


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