中国のさらなる金融緩和期待から、昨日の米国株式相場は大幅反発した(DJIA +390.30 @16,492.68, NASDAQ +128.01
@4,811.93)。ドル円為替レートは120円台半ばの円安方向へ動いた。上海総合指数も堅調に推移した。東証1部では、上昇銘柄数が1,877に対して、下落銘柄数は僅か14となった。騰落レシオは72.24%へ反発した。東証1部の売買代金は3兆1483億円へ増加した。
米国株の大幅反発と堅調な上海総合指数の動きを好感して、TOPIXも日経平均も大幅反発した。昨日は騰落レシオが70%を割り込むほど下げ過ぎ圏まで下げていたので、今日は反発しやすかった。日経平均の上げ幅は歴代6位、21年7ヶ月ぶりの記録だった。TOPIXは出来高を伴いながら「振り分け線」で大きく反発し、日経平均は出来高を急増させながら長大陽線で大きく切り返して「たすき線」で終えた。どちらも10日移動平均線を回復し、時の利は8月19日に売り転換して以来、やっと買い転換した。今日の爆上げで売り方のほとんどは撤退を余儀なくされただろう。しかし、このまま順調にげ続けることもないと思う。空売りの買い戻しは今日出尽くしただろうから、明日以降は新規の買いが流入し続けて自力で上げる必要がある。もう少し日柄をこなさなければならないかな?
TOPIX
+91 @
日経平均 +1,343円
@18,771円
33業種すべてが上昇した。上昇率トップ5は、医薬品(1位)、保険(2位)、その他金融(3位)、証券(4位)、ゴム製品(5位)となった。