「史上最大の侵略(後編)」より (その2)

moroboshidanさん
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ウルトラセブンの最終回、第49話「史上最大の侵略(後編)」は、1968年9月8日に放送されました。


度重なる戦いでボロボロの体となってしまったダン(=ウルトラセブン)は、最後の力をふりしぼり、「アマギ隊員がピンチなんだよ!」という言葉を残して、アンヌ隊員の前で変身するのです。


ここで、なぜ「地球」がピンチと言わず、「アマギ隊員」なのでしょうか。


そのとき、アマギ隊員は、ゴース星人の地下基地に捕えられていました。


ダンはウルトラ警備隊を脱走していましたが、ビデオシーバーを通じてゴース星人の地下基地が爆破されることを知り、「だが彼だってウルトラ警備隊だ。自分の命よりも人類すべてのことを大事に思うだろう」と、クラタ隊長が話すのを聞いていたようです。


ですから、この時点では、単にアマギ隊員を救出するだけの為の変身なのです。


結果的には、アマギ隊員を救出し、その後で出現した改造パンドンと戦ってこれを倒し、ゴース星人の地下基地は爆破され、地球は危機から脱することができたわけです。


ポイントは、「身近な人を失いたくない」という思いと、 「誰かが犠牲にならなければならないのならば、自分が進んで犠牲になりたい」という精神であります。


ウルトラセブンが我々を魅了して離さないのは、これなのだろうと思います。


さて、記念すべき最終回の放送日1968年9月8日は、女子プロゴルファー服部道子の誕生日であります。


今までにツアー18勝を挙げていますが、彼女が優勝した大会に社名を掲げていた企業を検討します。(再春館、紀文は非上場のため対象外)


8022ミズノROE3.7PER19.7 PBR0.77 時価総額748億円

2593伊藤園ROE35.9 PER38.1PBR2.61 時価総額3028億円

6702富士通ROE20.6 PER12.1PBR1.53 時価総額12068億円

2587サントリーBFROE6.3 PER35.7 PBR2.55 時価総額15171億円〇

7868廣済堂ROE3.2 PER19.3 PBR0.47 時価総額115億円


増収増益傾向の2587に注目します。


国内清涼飲料業界2位です。


今年4月に新製品「レモンジーナ」「ヨーグリーナ」が発売後、予想を大幅に超える注文があり、供給が間に合わなくなり、出荷停止としたことは記憶に新しいところです。


予想を外した理由として、「事前にネットを通じて情報が拡散し、すぐに『買ってみたい』という行動が起きる。こうした動きを捉えきれていなかった」と釈明したようです。


小売店には多大な迷惑をかけたことになるのですが、決算説明会資料によると、今年の1-6月期の純利益は188億円で前年同期比+26.4%という好調ぶりです。


話題になったことがプラスに働いたようです。


投資判断は自己責任で。


2件のコメントがあります
1~2件 / 全2件

こんにちは。


ウルトラセブン自体が多くの矛盾をはらんでいます。


・なぜ、地球人でもないのに地球を守ろうとするのか。

・なぜ、地球人と異星人が対立したときには地球人に味方するのか。

・なぜ、地球人が必ずしも正義でない場面でさえも地球人の味方をするのか。


でも、こんなに無条件の支援をされたら、地球人がセブンを嫌いになるはずありませんよね。


なんちゃつて。


こんにちは。


深い話ですね。


身近な人を失いたくないのは当然ですが、さりとて自分が犠牲になるのはちょっと・・ですね。


なぜそう思うかというと、それは私の人格が今のところそれほど高くないからです。


人間は個人の能力もさることながら、人格の高低も重要な要素だと思っております。

会社にもいます。仕事は全部できるのに人望がない。それは人格が低いから。

身分が低いうちはいいけれど、管理職に上がって人を率いていくようになったときに苦労するんですよ、そういう人は。


今回は話が脱線しちゃいましたけど、要するに少しでもそういう立派な人間に近づくように努力しようと思っているというお話でした。


人間いくつになっても不完全。死ぬまで勉強あるのみです。

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