18,000~19,000円のレンジで保ち合い相場に

優利加さん
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昨日の米国株式相場は大幅反発した(DJIA +293.03 @16,351.38, NASDAQ +113.87
@4,749.98)。ドル円為替レートは120円台前半の動きで昨日とほぼ同じだった。しかし、本日の日本株全般は高安まちまちとなった。東証1部では、上昇銘柄数が963に対して、下落銘柄数は822となった。騰落レシオは80.61%へ低下した。東証1部の売買代金は2兆3717億円。

米国株の大幅高を受けて、TOPIXも日経平均も大きくギャップアップして始まったが直ぐに下げ始めて、結局、陰線で終えた。日経平均で見ると、18,000~19,000円のレンジで保ち合い相場に入ったようだ。中国景気の明らかな減速を前にして、企業業績の見通しに自信が持てず、気迷いが続いている。さらに米国の利上げはあるかないかではなく、もはやいつ実施されるのかという時間の問題となっている。原油相場が今のように安いまま、利上げが実施されれば新興国の債務問題が深刻化するはずだ。特に中国が巨額の投融資を行っている産油国のベネズエラは要注意だ。ベネズエラがデフォルトすれば中国株は暴落し、その衝撃はたちまち世界中へ伝播してしまうからだ。

TOPIX
+9 @1,475
日経平均 +87円
@18,182円

33業種中20業種が上げた。上昇率トップ5は、保険(1位)、ガラス・土石(2位)、情報・通信(3位)、非鉄金属(4位)、金属製品(5位)となった。


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