振り込め詐欺から年金詐欺、株の購入権詐欺など近年は詐欺が一大産業化している。
広い土地も要らず、機械など設備投資も要らず、電話一本でぼろ儲けする。
年間では詐欺の被害は数百億円に上るとも言われている。
今回は「株の購入権が当たった」と電話。騙し取った金額合計が16億円とは凄過ぎる。
「株の購入権が当たった」と嘘の電話を掛けて、女性から250万円をだまし取ったとして、詐欺グループのリーダー格の男が逮捕されました。
警視庁によりますと、大川完容疑者(30)は去年10月、大阪府の女性(88)に証券会社の社員を装って「株の購入権が当たった。権利を譲ってほしい」と嘘の電話を掛けました。
その後、株の購入先の社員を装って「名義貸しは違法だ」と脅し、250万円をだまし取った疑いが持たれています。この詐欺グループを巡っては、すでに16人が逮捕されていて、大川容疑者はリーダー格とみられています。
警視庁の調べに対し、容疑を否認しています。警視庁は、このグループが全国で16億円以上をだまし取ったとみて調べています。