『ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。』こんな一文を読んだ記憶がある。日々の相場は絶えずしてしかももとの水準にあらず。今日も強そうだ。
日々の天井を売り、底で買い戻す、こんな芸当が仮にできても、ポジションを持ち一日経過するとその利益が損失に早変わりすることもある。逆に損失が利益に変わったすることがある。嬉しい時、悲しい時は損益が変動した時ではなく、自分の見通しを誤った時とか当たった時だ。どの程度のスパンを見るかによっても違いがあるだろう。
1日が駄目なら1週間、1週間で駄目なら1か月、1か月が駄目なら1年間だ。見通しには修正が入る。修正ばかりでは”無常”になってしまう。
今日の一言:人生無常。不安なれど自らの心の底の光に頼れ。