伊吹山が珍しく晴れた。
大きな鳥が飛んでいたが、写らなかった。
琵琶湖もちょっぴり見えた。
山頂のシンボル。
新幹線と名神高速から見える山
山頂駐車場
古事記と日本書紀では記述に違いがあるものの、ヤマトタケルは伊吹山の神の怒りに触れ病となり、大和への帰路の途中、この地で亡くなり葬られたことは、同じである。
古事記では、死の間際に
倭は 国のまほろば たたなづく 青垣 山隠れる 倭しうるわし
(やまとは くにのはほろば たたなづく あおがき やまごもれる やまとしうるわし)
愛しけやし 我家の方よ 雲居立ち来も
(はしけやし わぎへのかたよ くもいたちくも)
の有名な歌を歌ったとされている。
私もここで「我家の方の雲居」をはるばると見渡してみた。
梅雨の雲が垂れ込め、雨こそ一時やんだものの鈴鹿の山々は見晴かすことはできなかった。
この歌は、日本書紀では、彼の父の景行天皇が九州に遠征した折の歌として扱われている。
詮索はともかく、ヤマトタケルは「のぼの」に葬られたが、白鳥になって大和を指して飛び去ってしまった。
柩を開いてみると衣だけが空しく残り屍はなかった。
古事記では、妻子が小竹に足を切りながら哭(な)きながら白鳥を追いかけたことが記されている。
古事記で最もロマンチックな部分である。
やがてススキが穂をだして、アカトンボが飛ぶ頃でしょうね。
こんにちは。
すごく風景が綺麗なところに住んでおられるのですね。
羨ましい・・・
秋は空気が澄んで、もっと綺麗になるのでしょうね。
日本武尊(にほんぶそん?)お賽銭箱まであるのですか・・・?
回収大変そう・・・