投げて、投げて肩を壊す人もでてきそうだ。暴落前の高値で売り抜けた人は無傷であろうが、新安値銘柄数を考慮すると、大方の投資家は評価損あるいは実現損を抱えたことになるだろう。買の目で相場を見ている人は、相場が落ち着くまで積極的な買いは出さない。買は空売りの買戻し程度だ。利食い千人力の買戻しだ。さて、買でも売りでも儲ける時は僅かで損するときのほうが大きいのは何故だろうか?10円儲けて100円損している感じだ。単位は株数によろうが1万株ならば10万円の利益に対して100万円の損と言う感じかもしれない。この資金はどこへ流れて行ってしまったのだろうか?欲という滝壺に落ちてしまったのだろう。売りで儲けたら、次は買いに向かいそしてやられる。また、リバウンド狙いが成功して、気をよくして再び買うと下落の目にあう。こんなパターンが続きそうである。米株式も下げ止まらない。
今日の一言:多欲より卑しきはないと反省して欲求より遠ざかれ。