10日の米国株式相場は反発。ダウ工業株30種平均は前日比81ドル58セント高の1万1229ドル2セント、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は同22.96ポイント高の2257.85で終えた。前日に大きく下げたため、自律反発狙いの買いが入った。原油先物相場が午後に水準を切り上げると下げに転じるなど、不安定な相場展開だった。
M&A(合併・買収)関連ニュースも好感された。化学大手ダウ・ケミカルが同業大手ローム・アンド・ハースを150億ドル超で買収すると発表。ロームは64%上昇した。商品相場が上昇したこともあり、素材株やエネルギー株が上昇し相場を押し上げた。


