俺の話を聞いてくれ

投財堂さん
投財堂さん
AM8:50 俺の話を聞いてくれ。御用とお急ぎでない方は、俺の話を聞いてくれ。その日、俺は病院にいた。血圧の薬がなくなったのでね。ちょっと貰いに行ったわけだよ。俺は受付で言った。俺 「今日は忙しいので薬だけ下さいませ┏○))ペコリ」受付け 「3月から、薬だけというのは出来なくなりまして・・はい」何が 「はい」・・・だ。俺の担当医は人気があり、3時間は待つ事になる。それでは予定に間に合わん。俺 「ちょっと予定があるんですよ・・先生に聞いてもらえませんか?」受付け 「それはちょっと・・・」何が 「それはちょっと・・・」だ。俺は言った。「薬はないし、今日は予定があるんだ。忙しいから一週間は来られない!」「薬飲まずに一週間暮らせってか?」「何かあったらアンタ、責任とってくれるんだろうな!」完全にクレーマーである。加えて言うと、一週間来れない・・というのも嘘だ。さらに言うと・・・今日予定があり、すぐに出かけにゃならんというのも嘘であった。ただ、待ちたくなかった。それだけの理由である。しかし、完全にクレーマーと化した俺は引くに引けない。俺 「薬飲まなかったら死ぬかも知れんな。それでいいんだな?」困ったような顔をする受付。当たり前だ。受付 「そう言われましても、一度診察室に入っていただかないと・・・」俺 「じゃあ、今から診察室に入って来る。入るだけでいいんだな!?」受付 「あっ!困りますお客様」真っ赤な顔で血相を変えている俺を必死で止める受付。それを脇で聞いていたのか、年配の看護士さんが俺に声をかけてきた。「お客様。それでしたら早い先生のところへ入れさせて頂きますので」「それでいかがでしょうか?」そう言われてしまっては仕方ない。俺は頭に血が上ったまま言った。「それなら、1分だけ待つ!一分で診察してくれ!」まるで無茶苦茶な話である。それでも、普段なら2~3時間待たされる所を僅か10分足らずで俺の番号が表示された。俺 「おっ!早いじゃないか!?次からこの手で行くかな・・・」そして診察室へ・・・・・診察といっても、血圧を測るだけだから僅か1分で終わる。.薬だけを貰うためにここまで苦労して時間を短縮した俺。血圧を測り終えた医者が俺に言った。「○○さん・・・血圧が凄く高いです。何かありましたか?」(  ゚ ▽ ゚ ;)そりゃそうだわな降圧剤を貰いに病院に来て血圧を上昇させて帰る・・・・・これって何かおかしいだろ?以上俺の話を聞いてくれて有難うございました┏○))ペコリ
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