しかし、何だか、メチャメチャな、その場限りの行政しか出来ていないのが、この日本である。このままで、いくと、そろそろ言われ出した「失われた戦後」となる確率も高まった。自民党政権の公共事業優先、福祉予算の歯止めが効かない政策である。そして日銀相場の株価上昇は、この後どう収拾するのかである。
ほんの僅か間違えば、株価暴落、国債暴落の危険性が高まっている。難しい財政運営になっている。そして相変わらず、自民党政権には、危機意識が乏しい。国民もノー天気だ。なんとかなるだろうという楽観が強すぎる。この何とかなるの考えこそが、危ないのである。いくら言っても駄目なら、諦めよう。しかし、個人の対策は、ぼちぼち、採るべき時が来ている。ノアの方舟ではないが、自己防衛である。この日本を起点とする世界恐慌にである。