一段高となるにはさらに良い業績上方修正が必要

優利加さん
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先週金曜日の米国株式相場は下げた(DJIA -46.37 @17,373.38, NASDAQ -12.90
@5,043.54)。ドル円為替レートは124円台前半の円高方向へ動いた。しかし、本日の日本株全般は上げた。東証1部では、上昇銘柄数が1,367に対して、下落銘柄数は447となった。騰落レシオは108.12%。東証1部の売買代金は2兆6579億円。

企業の好業績を背景にTOPIXも日経平均も続伸し、年初来高値まであと少しのところまで上げてきた。企業の好業績、円安、原油安と株価には好材料が揃っている。しかし、現在の日経平均ベースの予想EPS=1251円、期待収益率r=8%、期待成長率g=2%から計算されるフェアバリューの概算値が20,850円(P=1251/(0.08-0.02))なので、この水準を振り切って一段高となるにはさらに良い業績上方修正が必要となるだろう。

TOPIX
+12 @1,691
日経平均 +84円
@20,809円

33業種中25業種が上げた。上昇率トップ5は、繊維製品(1位)、その他製品(2位)、パルプ・紙(3位)、情報・通信(4位)、陸運(5位)となった。


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