平成相場三昧伝 相場 奥の細道 平泉

[ほんま そうかいさん]

夏草や　兵（つはもの）どもが、夢の跡　松尾芭蕉

「三代の栄耀一睡の中にして」、と芭蕉翁は、奥州藤原三代栄耀栄華の跡をながめて、「国破れて山河あり、城春にして草青みたり、と笠打ち敷きて、時のうつるまで泪を落としはべりぬ。」感慨にふけられたのです。

なに？相場歌としては、不吉。でもまぁ、米国金利の利上げも近し。何が起こっても、備えておかふ。元保険屋さんの僕にいわせると、「災難は、自分には、無関係だと思った瞬間に、すでに災難に巻き込まれてゐる。」出所、ハンスの法則。

　これをリスク・コントロールする方法は、ストップ・ロス・オーダーぐらひしか、いまのところ、思ゐ附きませんけど。ほかにも、いろいろあるみたひだ。カラ売りとか、N２２５ミニで応対とか。研究して、おかふ。

損害保険は、２８歳から、５４歳まで付き合ったけれど、最後の最後に気づいたのは、

あれは金融商品でも、なんでもなかった。「危険との対決」でした。

たぶん、相場もさふだらう。

米ドル買は、黒字。利を伸ばしておりまする。ユーロドル売りは、逆行中（すなはち赤字）。ETF225は、若干、黒字。

本日これまで。Time up.晩飯を作らにゃ。