ゾーン体得は至難の業

大山大河さん
大山大河さん
ゾーン、それは明鏡止水の境地であり、例えマーケットが乱高下していようと、平静でいられる心理状態を指す。本を読み終えたが、とてもゾーンを体得したとはいいがたい。やっぱりマーケットは怖い。小生にゾーンがありえようか?ゾーン — 相場心理学入門/パンローリング¥3,024Amazon.co.jp本を読む前に回答した冒頭の質問を今、改めて回答してみる。Q.トレーダーとして稼ぐため、マーケットの次の展開を知る必要がある。A.同意しない。(変わらず)Q.正直なところ、損を出さずにトレードする方法があるに違いないと考える時がある。A.同意しない。(変わらず)Q.トレーダーとして稼げるかは、主に分析次第である。A.同意する。(変わらず)Q.損失はトレードするうえで避けられない要素である。A.同意する。(変わらず)Q.自分のリスクは常にトレードする前から決められている。A.同意しない。←●前回、同意する。Q.マーケットが次にどうなるか発見するには常にコストがかかると肝に銘じている。A.同意しない。(意味がよくわからないQ.勝てそうだと確信が持てない場合でも、次のトレードを仕掛けるのにまったく躊躇しない。A.同意しない。(変わらず)Q.マーケットについて、そしてマーケット動向について理解すればするほど、トレードの実行は楽になるだろう。A.同意する。←●前回、同意しない。Q.自分の方法論は、マーケットがどのような状況になれば建玉や損切を実行するか、はっきりと教えてくれる。A.同意する。(変わらず)Q.途転のシグナルがはっきりと出た時でさえ、その通りに実行するのが困難である。A.同意しない。(変わらず)Q.通常、一貫して成功する期間が続くのは、自己資金に何度かかなり深刻なドローダウンがあってからである。A.同意する。←●前回、同意しない。Q.トレードを始めたとき、自分の売買法は無茶苦茶だったと言える。つまり多くの苦痛の中で数回成功していただけである。A.同意する。(変わらず)Q.よくマーケットが自分に対して個人攻撃をしてくると感じることがある。A.同意する。(変わらず)Q.忘れようと思えば思うほど、過去の心の傷を消し去るのが難しいことがある。A.同意しない。(変わらず)Q.マーケットで利益が乗ったとき、常にいくばくかの利益確保を基本原則とする資金管理哲学がある。A.同意する。(変わらず)Q.トレーダーの仕事は、収益機会となるマーケット動向のパターンを明確にし、これらのパターンが過去にあったように動いているかどうか見極めるためのリスクをはっきりさせることである。A.同意する。(意味がよくわからないがQ.自分がマーケットの犠牲者だと感じざるを得ないときがある。A.同意しない。(変わらず)Q.トレードをするとき、常に一つの時間枠に集中しておこうとする。A.同意しない。(変わらず)Q.トレードで成功するためには、大半の人よりもかなり柔軟な思考力を持つ必要がある。A.同意しない。(変わらず)Q.マーケットの流れをはっきりと感じることがあるが、たいていその感覚通りに行動するのは困難である。A.同意する。(変わらず)Q.トレードに利益が乗って、その動きが基本的に終了したと分かっても、まだ利食いをしたくないことが多い。A.同意しない。(変わらず)Q.トレードでどれだけ稼いだにもかかわらず、もっとできたはずだと感じ、めったに満足しない。A.同意しない。(変わらず)Q.トレードを仕掛けたとき、前向きな姿勢を取っていると感じる。予想するのは前向きなトレードから得た利益額だけである。A.同意しない。(変わらず)Q.長期的に利益を積み重ねるために最も重要な能力とは、自分自身の一貫性に信念を持つことである。A.同意する。(変わらず)2年前の回答と3か所違っていた。ただ違えていた理由は、本を読んだからでなく、年月の経過によるものではないだろうかと小生は思っている。この本を読めば、気持ちが楽になるかと思ったが、そんなに簡単に体得できるほど、ゾーンはお手軽な物ではないと言う事に気づかされました。きっとあと20年くらいの投資家としての経験を経て、やっと、習得できる代物なんじゃないかなぁと思っています。その時まで、blogやってるだろうか。やってたら、またその時、ゾーンについて語りたいと思います。▲天人閣の帰り道の休憩所。熊出没8/1って!つい最近ジャン!※ 現在、恒例のさっぽろ暮らし慣行中です。避暑地での生活の中で※ 新たなるアイディアにつながるインスピレーションを磨いています。
大山大河さんのブログ一覧