3年ほど使っていたパソコン2台を取り換えました。
1台は、株価のモニター用で、最近売り出されている「スティック」タイプです。これに、以前から使っている24型の液晶画面とHDMIで繋げば、ネット画面はもとより、USBハブを通してマウスやキーボード、プリンターまで、まったく問題なく使用できます。購入費用は、2万円ちょっとで、ここまで小さく、安くなったかとびっくりしています。
もう1台は、「デスクトップ」タイプで、こちらは高速のCPUに、大容量のメモリーとハードディスクを備えた本格派で、以前から使っている21型の液晶画面にHDMI接続し、主として「物書き」に使っています。費用は、5万円ちょっとで、いずれもネットを通じて購入しました。
これで、もう1台あるタブレットを含めて、OSはすべてウインドウズ8.1になりました。
問題は、ワード、エクセルといったオフィスをどうするかです。私は、会社を辞めて以来、趣味として「物書き」をやっておりますから、オフィス・ソフトには「こだわり」を持っています。
ワープロに始まってパソコンに移っても、ワードとエクセルは、マイクロソフト社のオフィスを使ってきました。パソコンを買い替えるたびに、オフィスがプリインストールされたパソコンが絶対の条件でした。
今回のパソコンの交換にも第一条件として、オフィス付きを考えたのですが、1台につき2万円も掛ける必要があるのかと……。パソコンは今後とも、小型で高速と大容量化することが想定されますので、これからも取り換え頻度はますます上がりそうです。ワードとエクセルの一部しか使わないオフィスに、取り換えの都度、高額の費用を払うのもばかばかしくなってきました。
そこで今回思い切って、オフィスのアプリを無料で使える「リブレ・オフィス」に変えました。従来から親しんできたワード、エクセルが、リブレ版となったのです。問題は慣れと互換性です。特に、「リブレ・オフィス」で作ったファイルが、ウインドウズのオフィスでどのように映るのか、ファイル転送の際の互換性がどうなるかが心配です。
チェックのために、昨年買った8インチの「タブレット」タイプのパソコンを使いました。このパソコンは、旅行など家を離れるときに持参するもので、普段は使っていませんが、マイクロソフト社のオフィスがプリインストールされています。
やってみれば問題はありません。プリンターとの相性も問題なく、慣れるのに1週間ほどかかりましたが、慣れてしまえば、こちらのほうがいい点もあります。
面倒くさいのは誰でもいやですが、ウィンドウズオフィスに払っていた費用の節約に繋がり、パソコンの買い替えも頻繁にできるようになりました。