まだ、ボックス圏だけど

今回も独り言日記です。


私も最近はあまり、みん株は見ん株になっていたので、久しぶりにアクセスして日記を書く状況です。


日経平均は、ギリシャ問題と中国の上海株式市場の乱高下に揺さぶられましたが、上海株は、中国政府が強引に支えたこともあり、小康状態になっているようです。でも、市場に介入し過ぎたので、信用を無くしてしまい、後は徐々に、しかもかなり長期に下がって行くことも想定していた方がいいかも知れません。


日本の各社の2016年3月期の企業業績は悪くはないようですが、2015年ほとの大きな伸びが期待できない事もあり、平均株価としては、夏の終わりまではボックス圏(19000-21000円)になるのではと思っています。


NYはかなり前からボックス圏相場入りしていて、米国の景気は回復してきているものの、ドル高の影響で企業業績の大きな伸びが期待できないことや中国などの外需も弱いことなどから、ボックス圏を上抜けするのは難しいところです。

日本は、これ以上の円安(125円付近が当面の天井)が進まないという視点では、円安に依存しない、数量ベース、新商品・新サービスベースでの売り上げが伸びないと、平均株価も21000円超えは直ぐには難しいですし、当面は、ボックス圏でのアップダウンを利用して、小すくい戦法で、対応していくことになりますね。


8月末頃、あるいは9月初めには、日柄整理が終了して、その時の外部環境が大きく悪化していなければ、21000円を上抜けていく可能性は十分にあります。中国の景気悪化とロシアの外交政策が気かがりですが、経済については、米国と欧州が大きく腰折れしなければ、日本株も大丈夫でしょう。


9月の中間配当を睨んで、配当金狙いの買いも入り易くなりますし、8月の安い所では、日柄整理を期待して買い場になるのではないかと見ています。

SPE(エスピーイー)さんのブログ一覧