【ポイントは原油価格!】今夜は雇用コスト指数に注目!

ゆきママさん
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昨夜発表されたアメリカの4〜6月期のGDP(国内総生産)の速報値は、年率換算で+2.3%となりました。予想値(+2.7%)を大きく下回ったものの、前回の1〜3月期分が−0.2%から+0.6%に大幅に上方修正されたこともあり、それを見直してドル買いが強まる展開となっています。

内訳を見ていくと、特にGDPのおよそ7割を占めるとされる個人消費は+2.9%、PCE(個人消費支出)も+2.2%と今後のインフレ期待を高めそうな材料もありましたが、一方で企業の設備投資は低調になっており、足を引っ張っていることがわかりました(。 ・ω・))フムフム

個人消費が増える一方で、企業が投資を縮小しているような構図となっているわけですが、この理由としては原油安が指摘されています。

原油価格チャート。昨年7月時点では1バレル=100ドル以上でしたが…。
現在は1バレル=50ドルを割り込んでおり、1年前と比べて50%以上も下落した原油価格の影響から、個人レベルではガソリン価格の引き下げで余ったお金をようやく消費に回し始めました。しかしながら、一方で企業は原油関連のインフラ設備の投資に二の足を踏む格好となっているといった指摘がありますΣ(。・д・。)ナルホド…

まぁとにかく消費動向が利上げへ向けたポイントの1つとなっていますので、市場関係者の半分以上は概ねこのGDPの結果を好感し、9月利上げといった声が優勢でした。

ただ、全体で見れば確信を持てるほどの強さではないということもあり、ドル・円相場は今後の指標次第といったところでしょうか。

ちなみに、今日は(米)4〜6月期労働コスト指数が予定されていますので、それに注目しておきましょう。それでは、いつものように今後の為替相場について考えていきたいと思います(`・ω・´*)b

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