昨夜の欧州、独、仏株式は、途中ダレたものの1%強上昇して終わった。
東京市場の下落を止めた流れを引き継いだ良い上昇だった。
この流れを受け継いだNYダウは、後半にかけて尻上がりに上昇し、終値は前日比1.09%189円高であった。株価はMA5まで戻った。
世界で最初に開く東京株式市場、この後どのような展開を見せるか今日の動きが注目される。
回復力が鈍いようであると鯨幕相場か、揺さぶりの再下落かが起きやすい。
7月に起きた日経19200を割り込んだ暴落時と比べると、セリングクライマックスは起きていない今回の下落。
ちょっと不気味な動きではある。今日の動きから目が離せない。
メディアは悪材料を次々と引っ張り出して来る。投資家を不安がらせて喜んでいるようだ。
もっとも刺激的で興味ある題名にしないと視聴率に影響するからね。火事と喧嘩は派手な方が人々の関心を引き付ける。
喧嘩といえばロッテ財閥(ロッテグループ)の中で長男と二男が大喧嘩の末、お互いに取締役を解任する大喧嘩が始まった。93歳の創業者であり父である辛格浩(シン・ギョクホ、日本名:重光武雄)を長男が韓国から日本に無理に連行し、他の取締役を解任するなどクーデターを起こしたが失敗に終わった模様。
認知症を持つ父を利用する唐突無形なクーデターは不発に終わり、今後は次男が代表権を持つ事になる。
ロッテグループという財閥にまで成長すると、後継者のイスをめぐって兄弟の確執と争いが起きるのはみっともないな。創業者の苦労を考えたら、兄弟仲良くして力を併せ、会社を盛りたてるのが務めではないか。
財閥といえば聞こえがいいが現在ロッテグループは、韓国ソウルで第2ロッテワールドを建設したが、地盤が陥没したり建物が異常に振動するなど「死にたいのならロッテに行けば・・・」などというジョークが生まれている。手抜き工事がいたるところで行われたようだ。
もちろん来客者は激減し閑古鳥が鳴いていると言われる。会社の経営も不調に陥っているそうな。