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どっちだ?
高価豚肉の関税、10年で撤廃方針 TPP日米交渉
朝日新聞デジタル 7月27日(月)5時12分配信
環太平洋経済連携協定(TPP)の日米交渉で、日本が高価格の豚肉にかけている輸入関税4・3%を、協定発効直後に2・2%に引き下げ、10年目に撤廃する方向であることがわかった。米国に歩み寄る一方、撤廃しても輸入への影響は限定的と判断した。
豚肉の関税制度は、価格帯別に三つの仕組みがある。安い肉ほど高い関税がかかり輸入しにくくなっており、「差額関税制度」と呼ばれる。
これまでの日米交渉で、一番安い豚肉(1キロ約65円以下)の関税は482円から50円に下げる方向。米国は関税の撤廃を強く主張してきたため、一定価格(分岐点価格=1キロあたり524円)より高い豚肉の関税は撤廃することにした。