7日の米国株式相場で、ダウ工業株30種平均は反落。3日終値に比べ56ドル58セント安の1万1231ドル96セントで終えた。ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は小幅ながら3日続落し、2.06ポイント安の2243.32で引けた。原油安を好感して買いが先行したが、市場心理が引き続き弱く、金融株を中心に売りが優勢となった。
朝方はドル相場が堅調に推移したほか、原油先物相場が大幅安となったことを好感し、主な株価指数は上昇して始まった。追加リストラ策が報じられたゼネラル・モーターズ(GM)や、マイクロソフトが買収を含めて再交渉に関心を示したヤフーが上昇したことも株価の支援材料となった。ダウ平均の上げ幅は一時100ドルを超えた。


