東証13日ぶり反発 外部環境改善で、売買は低調

kuma_kuroiwaさん
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 7日の東京株式市場で日経平均株価は13営業日ぶりに反発した。大引けは前週末比122円15銭(0.92%)高の1万3360円4銭だった。アジアの株式相場が総じて上昇したことや外国為替市場で円相場が下落したことなど外部環境の改善を背景にした買いが優勢だった。不動産株や銀行株などが買い戻しで上昇したのが目立った。もっとも様子見気分は強く、売買は低調だった。東証株価指数(TOPIX)は9営業日ぶりに反発した。
 午前は4日の欧州株式相場が金融株主導で下落したことを嫌気した売りが優勢だった。ただ、午後に入ってアジアの株式相場が堅調に推移したことで買い安心感が広がり、自律反発機運が強まった。外国為替市場で円相場が1ドル=107円台に下落したことも、輸出株などを買い戻すきっかけになった。


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