ギリシャの新提案が遅れていることで欧州市場は一昨日より大きな下げ幅になりました。
ただNY市場が反発してくれたお蔭で、今日の東京市場大荒れは無さそうですが
今週は乱高下する可能性が高いので注意したいと考えています。
NY市場が反発した主な理由は、ギリシャがつなぎ融資の支援延長を要請したことや
IMFの「米国の利上げは延期した方が良い」という発言が主な原因で
原油価格の上昇でエネルギー関連株が反発を後押ししたのだと思います。
ただギリシャ協議は8日に始まり、タイムリミットは12日とされていますので
今週は手仕舞い売りが多く出るのではないでしょうか。
因みに、市場はギリシャのユーロ離脱を殆ど織り込んでいないと考えており
今週はあまり無理をしない方が賢明だと思います。
無論、比較的安心感のあるサイバーセキュリティ・インバウンド・TPP関連株も例外ではなく
万一ギリシャ協議が物別れに終わった場合
一時的にせよ過熱相場の反動で急落することも充分考えられるので
個人的に、今週の新規買いはは見送ることにします。