アルメイダ☆さんのブログ

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ギリシャの緊縮策を問う国民投票は否決となる

このブログを書いてる時は、確定ではないのだけど。ほぼ、否決との事。

先週中盤の時点では賛成が上回っているという情報があったので、先回り買いで日経が戻す場面もあり、アルメイダも以前からピックアップしていた銘柄10銘柄の分散買いや、空売りの買戻し等も行って先週はポジションを構築していたのだが。


結果が否決となってしまったので、今後のリスクを見積もる必要が出てきた。今後は一先ずは20日の国債償還が注目され、これまでに合意がなされなければ、IMFはデフォルト認定する可能性が高い。

ただ、影響としては欧州勢が中心にポジションの巻き戻しがあるとは思うが、全体で大きな影響は少ないかもしれない。・・・とはいえ、全体としてリスクオン!とはならないのは分かるので短期で値幅を取るやり方は出来なくなったかな?というのが今のところの感想。


今回のアルメイダの新規買入れはちょっと長めの投資で買ったのもあって、今回買い入れた物に関しては今のところは売却予定はない。ただ、それ以外の元々のポジションをゆっくりとリバランスしていく予定を急遽変更して、今日の前場で現金化を行った。2週間くらいギリシャの賛成を見てリスクオンの中で現金化をしていく予定が崩れた格好。とても残念だ。

この現金化は、今後のギリシャや上海市場に備えるというのもあるが、東芝の不適切会計処理の総額が第三者機関の調べで週末に各報道機関によって徐々に分かってきたからだ。7月中旬頃に結果発表があるらしいので、その準備金も元々必要ではあった。


実は今回のブログではギリシャの国民投票の予想が外れたが、それよりもっと反省しなければならない事があったのでそれも書こうと思う。


最近レポートで追加したサムティレジデンシャル投資法人について。このJ-REITについてはレポートで前向きに書いたが、その時は全体のREIT市場が下向きなのをそこまで重視して考えていなかった。それと今回のギリシャショックによるIPO後の需給悪化も拍車をかける事になりそう。

よくよく調べてみると、日銀によるJ-REITの買い入れは個別に関しては5%までに抑えるよう取り決めがあり、最大のJ-REITである日本ビルファンドは既に上限に達しているそうである。指標となるRETIが上限に達している点や、ギリシャや中国の景気不安による内需株、インバウンド銘柄の影響はすでに最近のJ-REIT指数下落に現れていた。

長い目で見れば上昇していくとは思うが、一時的には下落すると思っているならばレポートは取り下げるべきなのだろうか。


このところ短期売買の読みが外れる事が多い。努力を最大限行って予想が外れ、その結果損するのなら自分で納得がいく。

しかし、今回のREITにしてもギリシャにしても、もっと情報を仕入れる努力をしていれば違った予想を出来たのかもしれない。GMOクリック証券の分売の急落も直前まで気づかなかった事もあったし、もっともっと引き締めて投資を行わないといけない。

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