DaDaDa!大仏さんのブログ

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世界的リセッションの前触れか

中国株のバブル崩壊は確実でしょう
上海総合株価指数 4,053.03     前日比-139.84(-3.34%)
一時4000を割り込みました

2015/06/08 に最高値  5131.88 をつけた後はだだ下がりです
ピークから現在までの下落率は 21% 評価額の 5分の1 が吹き飛びました
おそらく明日も下げるでしょう
少しでも早くこの滝壺に落ちるまでの恐怖から逃れようと
皆必死に売りを浴びせるでしょう
買い向かう人がいると思いますか?

ギリシャ問題も極めて不透明です

欧州中銀、供給増額せず=ギリシャ、資金枯渇の恐れ
時事通信 6月29日(月)1時7分配信

不透明というよりは、大緊急事態というべきですね
嵐の前のなんとやらという気持ちです

ピクテ
6/26
今週の注目材料:どうなる、ギリシャ

>欧州中央銀行(ECB)が緊急流動性支援(ELA)の増額を拒否したため、6月29日(月)から
>ギリシャの国内銀行は休業へと追い込まれ、資本規制も実施されます。

>ギリシャ政府は、同国支援を巡る欧州連合(EU)との交渉を一方的に打ち切り、EUから提示されてる
>改革案についての賛否を問う国民投票を7月5日(日)に実施すると発表しました。

ギリシャの対GDP比債務額割合は172.73%
債務総額は現在のEUR/JPYのレート換算で約423 兆円です(世界経済のネタ帳より)
6月の償還額はIMF分だけで16億ユーロ(現在レートで約2000億円)あります
7~8月には国債の償還80億ユーロ弱(現在レートで約1.1 兆円)が控えています
データはこちらから引用

参考
ギリシャ、素人政治の暴走でユーロ離脱か
(東洋経済オンライン)

7月5日に国民投票を行うとのたまわっていますが、遅いです
デフォルト、ユーロ離脱の線が極めて濃厚になっています

経済は人と人、企業と企業、国と国またはそれらの要素が互いに混じった信頼関係の上に成り立っているという点で
人々が社会や企業、国に対する信頼を失えば、本来は大丈夫であったはずの基盤が一挙に崩れ去ることになるでしょう
PIIGS(Gはいりませんね) ロシア 中国 ブラジル そして 影響は先進国にも及び アメリカですらこの状況には対処できない可能性もあります

「攻め」の経済から「守り」「防衛」の経済へとシフトしていくことが予想されます
国ぐるみでの不正会計が(もちろん国民はあずかり知らぬことだとしても)
世界の経済の歯車を狂わせることになりました

みなさま、投資は「余裕資金」で
今こそ原点に戻る時だと、私は感じています

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