山の爺ちゃんちの裏には畑が広がっている。家に一番近い畑には主に果樹を植えている。
すもも、びわ、柿、いちじく、さくらんぼ、ゆすらうめ、ざくろ、など多種多様な果樹がある。
今月前半にはびわが豊作で鈴なりだった。今年のは甘みが多くておいしかったよ。
でもね、爺ちゃんちは高齢者の二人暮らし、食べれる量はたかが知れている。
かごに1杯収穫しただけで、それ以降は小鳥やカラスが゙群がって瞬く間になくなってしまった。
今朝は、いちじくの木に穴をあけて木屑を出している害虫を退治した。鉄砲虫が穴をあけて木を枯らしてしまう。5年、10年と苦労して育てた木が一瞬で枯れるんだよ。
去年は8年物のモミジが3本枯らされた。
まず木屑が出ている個所に針金を突っ込み、中にいる害虫の幼虫を刺し殺す。それでもうまく行かない時その穴に殺虫剤を噴射する。これで大抵の虫は死ぬ。
今はすももが実って赤く色づき始めている。あと1~2週間で収穫だ。\(^^)/
いちじくも収穫直前の大きさになって来た。
ところが今朝の見回りではそのいちじくが消えていた。皮しか残っていない。やられた~
カラスや小鳥達がつついて食べるのだった。木の下には穴が開いたすももが数個転がっていた。
腹立つが対応のしようがない。田舎の村では人間様より動物や鳥が多数派なんだよな。
選挙したら村長はきっとイノシシで助役は鹿さんだろう。