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投資顧問無料ボヤージュ・グループ

3688 VOYAGE GROUP(ボヤージュ・グループ)
インターネット広告のなかの運用型広告(広告の最適化を自動的に、即時的に支援する手法)をアドテクノロジーによって支援する広告配信プラットフォームを運営。導入メディア数は6500メディア。
またECナビ、PeX、リサーチパネルのポイントを活用した販売促進・マーケティング活動を行うメディア事業も展開。
事業構成比は、アドテクノロジー49%、メディア44%、その他インターネット関連7%(14年9月末)。
4月下旬に発表した今期(15年9月期)中間決算は、売上高87.3億円(前年同期比+20.0%)、営業利益11.3億円(14.2%)、経常利益11.6億円(+16.3%)、純利益7.4億円(+23.3%)すべて2桁台の伸びで好決算。
運用型広告のSSP「Fluct」を通じたスマートフォン向け媒体社の導入が好調で、アドテクノロジー事業のセグメント売上高は47.3億円(前年同期比+39.0%)、同利益6.7億円(+35.5%)と好伸している。この勢いは継続する見通し。
一方、メディア事業はECナビ、PeX、リサーチパネルの延べ会員数が740万人に拡大、スマートフォン経由での会員獲得に注力中で、コンテンツを強化するなかで、一層のスマホシフトを進めていく期待がある。メディア事業のセグメント売上高は39.3億円(前年同期比+3.2%)、同利益4.7億円(△12.7%)になっている。
今後も運用型広告、なかでもスマートフォン関連領域の収益が伸びる期待が大きい。アドテクノロジー事業の営業利益率は14.8%、過去最高の16.6%に次ぐ採算の良さ、SSP売上はスマホが前年同期比+85.5%、PCが△3.8%となっていて、スマホシフト効果の大きさがわかる。
事業の基盤になるメディア事業のスマホ対応が進むなか、アドテクノロジーの収益の伸びが加速する期待がある。
今期の会社側の通期業績見込みは、売上高180億円(前期比+19.6%)、営業利益23億円(+22.3%)、経常利益23億円(+21.7%)、純利益13.5億円(+21.2%)、1株当たり純利益122.0円見込み。
市場コンセンサスは、売上高181億円(前期比+20.8%)、経常利益23.2億円(+23.1%)、純利益14億円(+25.8%)、1株当たり純利益124.2円予想。
今期の利益水準からの試算では、現状株価には評価余地がある。当面の評価は2500円付近に戻ると期待している。
7月22日に今期・第3四半期決算を発表予定であり、上値余地が残ることから、下値圏からのリバウンドに転じていくと考える。
買いメドは2280円程度まで。想定の取り組み期間は3週間程度。想定目標株価@2500円付近への戻りを期待。
一方、損切りについては1885円割り込みでリスク許容に応じて要検討と考える。
上記のように7月22日に3Q決算を発表予定であり、これを通過すると株価の位置によっては短期的な下落リスクが高まる可能性がある。そのため安全策を志向される会員様は、買い持ちのまま7月22日を迎えるのは避け、3Q接近の高値場面で売却を完了しておく。
(26日終値@2220円に対する目標株価の想定上昇率+12.6%前後。)
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