昨日は日銀総裁が『永久的な量的・質的緩和は考えていない』と発言したことを受けてドル円は122円半ばまで2円近く急落、その後は続落はしなかったものの反発も見せずに122円半ばの水準で終わりました。
ドル円のサポートとしては2つ考えており最初のサポートと考える124円前後は割れましたが次のサポートである122円台で昨日は踏みとどまりました。
2円近く急落すると慌ててしまいますがまだサポートを割れてないんだということは意識したいです。
今週注目していたNZドル円では今朝方、政策金利の発表があったのですが市場予想は据え置きだったにもかかわらず予想外の利下げを行い政策金利は現行の3.50%から3.25%となりました。
想定外という事もありNZドル円は急落し今朝の時点では86円半ばで推移しています。
持合を完全に下放れしてしまいましたので今週上げた下値目標値である85円半ばへ向けて推移していくと考えます。
株式市場ではNYダウが反発に転じ18,000ドルを回復して終え、今回も重要水準でサポートされています。
NYダウ 今月の重要水準は17,700ドル前後 維持できるか?
何とも強力なサポートですね。感心します。
今後は昨日の反発がどこまで進展するか、直近高値に迫れるかが注目されます。