米サプライマネジメント協会(ISM)が3日発表した6月の非製造業景況感指数は、総合指数が前月比3.5ポイント低下し、48.2となった。好不況の分かれ目である50を割り込むとともに、市場予想も下回った。項目別では「価格」指数が84.5と同7.5ポイント急上昇し、エネルギーや原材料高でコスト増に悩む企業が多いことを示した。
同指数はサービス業の購買担当役員の景況感を調査するもので、景気の先行指標として重視される。項目別では「企業活動」が49.9と前月比3.7ポイント低下。「新規受注」も5ポイント、「雇用」指数も4.9ポイントそれぞれ低下した。


