備えのジレンマ

投財堂さん
投財堂さん
「備え」とは何なのだ?昨日、俺はメチャクチャなドシャ降りに見舞われた。雨具は用意してなかった。一方、おとといは雨に備えて雨具を用意していたのだが全く降らず。雨に備え、合羽を着て活動すれば、雨は降らんし何にも備えなければ、昨日のような大雨に会う。「備えあれば憂いなし」とは何なのだ?「備え」があれば「憂い」が来ても安心だ。という観点に立っていいのか?何か間違ってないか?いいや、誰が何と言っても間違ってる。確かにこの場合、「備え」があれば「憂い」なし・・と言えない事もない。しかしそれでいいのだろうか?だってそうだろう。この場合「憂い」は来ないのだ。俺は来ないと判ってる「憂い」の為に年がら年中、合羽を着なければならん。クソ暑いのよ。クソ暑いから合羽を脱ぐ。するって~~と、俺が脱ぐのを見越してたかのように雨が降る。よ~~~く考えて欲しい。どんな「憂い」なのか分からないがとにかく、そんな「憂い」に備えている時に限ってその「憂い」は来ないのだ。「憂い」が来るのは「備え」がない時である。雨に「備え」て洗濯物を部屋干しにしてたら雨が降らなかった。外に干した時に限って雨が降る。主婦の方、どうですか?そんな経験あるでしょうよ。つまり・・・こうなる。「憂い」に「備え」てると「憂い」は来ない。「憂い」が来ないのが分かっていて「備え」るのは、いかがなものか。しかしながら、その「備え」がなければ確実に「憂い」が来てしまう。これってどうなのよ?これはジレンマだ。備えのジレンマ・・とでも申し上げましょうか。さて・・・本日だが、昨日の事もあるので俺は雨に備えて外出する。この意味判るね?今日は降らんよ。
投財堂さんのブログ一覧