4日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に12日続落。大引けは前日比27円51銭(0.21%)安の1万3237円89銭だった。4月16日(1万3146円13銭)以来の安値水準まで下げた。3日の米株式市場でナスダック総合株価指数が小幅に続落したことで日経平均に対する寄与度の高い東エレクやアドテストといった値がさハイテク株が売られた。原油高が及ぼす国内外の実体経済への悪影響に対する警戒感は払拭(ふっしょく)されておらず、相場の重しになったほか、マンションの販売不振の長期化懸念から野村不HDなどマンション関連株が売られた。東証株価指数(TOPIX)は小幅に8日続落だった。続落記録は2007年11月2―13日(8日続落)以来。


