こういう地合いは内需のディフェンシブ株が強い

[kabukabumanさん]

FOMCの結果待ちとギリシャのデフォルト問題で、今日も軟調な東京市場ですが

こういう地合いに強いのが内需のディフェンシブ株だと思います。

例えば食品セクターや鉄道、或は業績好調の小売業や内需の材料株などがその対象で

昨日は2802味の素、今日は2201森永などが逆行高を演じており

小売関連ではインバウンド銘柄が個別物色されています。

それに何といってもサイバーセキュリティー関連の押し目は積極的に買われてますね。

但しギリシャがデフォルトすれば一時的にせよ欧州を中心とした金融不安に繋がるので

事態が決定的になれば株価の一段安に注意が必要だと思います。

因みに、一部のアナリストは日経平均がmax10％下落する可能性があると言っていますが

EU諸国ではむしろギリシャの離脱を望む声が高まっており

デフォルトに備え万全の準備が整えられようとしています。

さらに株式市場は既に最悪の事態を織り込み始めており（私の勝手な判断かも知れません）

東京市場は通常の調整範囲で収まる可能性が高い様な気がします。

もしそうなれば、張り切って待ち構えていただだけに、個人的には少々残念ですが　(^_^;)

ただ今日はFOMCの結果も気になるので、様子見に徹するのが賢明だと思います。

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2015年 06月 17日 02:17

【16日　ロイター】

アリアンツの首席経済アドバイザー、モハメド・エラリアン氏は16日

ギリシャ国債が「トラブル」に見舞われる確率は約５５％で、確率は高まっているとの見方を示した。

ＣＮＢＣに対して述べたもの。

最近交わした議論を踏まえると、たとえデフォルトが発生してもその波及的な影響は抑制できるとの自信が欧州内で高まっている上に、ギリシャが欧州連合（EU）を離脱した方がユーロ圏には好ましいとの声すら聞かれると指摘した

さらにデフォルトに伴う波及的な影響に備え、複数の機関が設立されており

金融ショックに対しては欧州中央銀行（ECB）が「大胆」に介入してくるだろうと述べた。

2015年 06月 17日 09:52

【アテネ／ベルリン　16日　ロイター】

ギリシャのチプラス首相は16日、国際債権団が政治的な動機から一段の緊縮策を要求しているとして

ギリシャ政権に「恥をかかせるため」の試みだと非難。

デフォルトの危機が月末に迫る中、支援条件となる緊縮策の受け入れを依然として拒む姿勢を示した。

 

これを受けて金融市場では懸念が広がり、欧州株式は一時２月以来の安値に下落した。

チプラス首相は、低所得層に打撃を与える年金削減や増税の要求には政治的な動機があり

「ギリシャ政府だけでなく、国民すべてに恥をかかせる」狙いがあると指摘。

ECBや欧州連合が債務軽減を認めないため、ギリシャの財政状況を追い詰めているとも批判した。

 

一方、欧州委員会のユンケル委員長は１６日、ギリシャ支援協議で欧州委が行った提案についてチプラス首相が恣意的に歪曲してギリシャ国民に伝えていると述べ、首相を非難した。