明日から

ヒロろんさん

■ テクニカル : リバウンド機運は後退

直近レンジ内での推移のため特段の方向感は生じていないもの、10日線に上値抵抗を示しながら4日ぶりに5日線を割り込んだ事で反騰色は弱まる格好。

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□ 今晩のNY : 自律反発優位も不安残し

先週同様にテクニカル要因(17,800ドルの抵抗感)が下支えとなる自律反発優位の展開がメイン。想定レンジは17,800~18,000ドル。ただし、ギリシャ・デフォルト懸念は燻り続けるため、米独景気指数がコンセンサスを下回るようなら17,700ドルを割りこむケースも念頭に。


□ 明日の展望 : 弱含み

NYなりに寄り付いた後は、FOMCの結果発表やイエレンFRB議長の会見を前に積極的な売買が手控えられる中、本日同様に「先物での利確主導で弱含む流れ」が想定されます。

※ 楽観シナリオとしては「先物が今夜中に20,000円付近まで急落 → 長い下ヒゲを残してナイトセッションを終了 → 需給陽転にて20,500円トライ」も頭の片隅に置いておいてください。

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★ 明日の戦略 : 好トレンド銘柄に固執して丹念に!!
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■ 悩んだらドル円に聞く!

現状での最悪のシナリオは、外資勢による「年初からの円売り・日本株買いポジション」の急速な巻き戻しとなります。よって、昨日お伝えしたようにドル円の直近安値122.45、昨年秋口から今年5月までの天井圏だった121.50などを意識しながら強弱感を調整するのが正攻法。

ドル円に異変がなければ(≒ 122.45円/ドル以上)、FOMC後の波乱に備えて3割前後の余力を維持しつつ、明日も好トレンド銘柄の押し目買いに注力したいところ。


□ ポートフォリオはやや中小型株重視で!

本日の東証2部低位株の一角やIPO関連の人気化のように、全体需給の方向感が読みにくい今週は割り切り銘柄に取り組むのも面白い局面ですが、あくまでも資金の一部までとするのがスマート。

ポジションの軸は「好トレンド or チャート良化中、かつ相応の商いのある銘柄」に限定し、(現Sラボ提唱のように)東証主力:中小型株の比率は1銘柄:2,3銘柄でセットするのがおススメ。

※ 「資金を大きく割いている銘柄が徐々にチャートが悪くなってきた・・・」場合には慌てずにポジションを縮小していってください。


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