TAROSSAさんのブログ

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トヨタの株主総会は過去最長の3時間2分で新型株の発行を可決

トヨタ自動車は定時株主総会を開催し、会社が提案した世界でも珍しい新型株「AA型種類株式」の発行に道を開く定款変更の議案が可決されたそうです。

新型株については質問が相次ぎ、総会の開催時間は過去最長となる3時間2分に達したそうです。

同社は7月にも新型株を発行し、中長期的な研究開発に必要な資金調達に動くようです。

 

午前10時から愛知県豊田市の本社で開いた株主総会の出席者は前年から12%増え4655人、質問者も前年から7人増え25人だったそうです。

7番目の議案だった新型株については、株主から「意図がわかりにくい」「普通株の発行で良いのではないか」「ガバナンスに問題はないのか」などの質問が相次いだそうです。

 

豊田章男社長は、新型株発行の目的について、「水素社会などこれから進む前例の無い道に向かって、トヨタと株主が一緒にやりましょうよ」という姿勢だと表現したそうです。

新型株の購入者は5年間は売買できないため、新型種類株の株主はトヨタと中長期的な関係を築くことになるようです。

 

配当の利率や元本保証などが特徴的なことについて、豊田社長は「日本の個人金融資産1700兆円のほとんどが株でなく預金だ。トヨタが選択肢を増やし、資本市場の幅を広げる」と話したそうです。

新型株の初年度の配当は0.5%で、その後は毎年0.5%ずつ上乗せされ、5年目以降は2.5%で固定となり、5年経過後は、トヨタ株が下落してもトヨタが元本を保証するとのことです。

 

新型株の提案には賛否両論の意見が出ており、議決権行使を投資家に助言する米インスティテューショナル・シェアホルダー・サービシーズ(ISS)は、反対の意見を表明していた半面、議決権行使の助言会社の米グラスルイスは賛成派にまわっていたそうです。

 

3時間は長いですね。

それだけ株主の関心が高かったことと、トヨタ側も途中で質問を打ちきらずに株主と対話したんでしょうね。

 

7203:8,395円

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