みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
経済アナリスト、木下 晃伸(きのした てるのぶ)です。
●中国
本日より中国へ出張に行ってきます。
本日の投資脳のつくり方は出発前の成田空港で急いで書きました。
中国についても、現地の情報をお届けしてきたいと思います。
それでは、行ってきます。
●それでは、雑誌「マネージャパン」ホームページに平日毎日連載している
「経済アナリストが斬る!投資に役立つ3大ニュース」をご覧下さい。
本日もよろしくお願い申し上げます。
※本資料の利用については、必ずプロフィール画面の
重要事項(ディスクレーマー)をお読みいただいた上、ご利用ください。
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【経済アナリストが斬る!投資に役立つ3大ニュース】
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1.欧州、0.25%利上げ
2.会社研究、ファーストリテイリング
3.日本代表を引退するという意味
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1.欧州、0.25%利上げ
(出所)2008年7月4日付日本経済新聞朝刊1面
●欧州中央銀行(ECB)が3日、政策金利の引き上げを決定
●上げ幅は0.25%
●米FRBは追随できず、足並みの乱れがどう影響するか
欧州中央銀行(ECB)は3日の定例理事会で
ユーロ圏15カ国に適用する政策金利を引き上げることを決めた。
上げ幅は0.25%で最重要の市場調節金利を9日から年4.25%とする。
利上げは昨年6月以来、13ヶ月ぶり。
記者会見でトリシュ総裁は「インフレ抑制を図るのが最優先の目標」と述べた。
米モルガンスタンレーの調べによると、
いまや合わせて約50カ国が二桁インフレの状況。
ECBの利上げにより、一層のドル安を誘発するようだと、
今度はドル安が原油など商品市場への資金シフトを促し、
さらにインフレが進んでしまう可能性も出てくる。
一方で、米国では、米商品先物取引委員会(CFTC)は
投資銀行や年金基金に商品取引の情報開示拡大を求める規制案を検討中。
M&Aでも規制が強化され始めたときにバブルが終わった。
今回の規制が、原油価格の急騰を冷やすキッカケになるかもしれない。
株式市場の今後は、
原油価格を中心とした資源価格の状況によって大きく変わる。
資源国であるブラジルでさえ、原油価格が145ドルにまで上昇すると、
内需が冷やされ株価が下落基調に転じてしまった。
1バレル100ドル程度への反落は十分考えられるシナリオだ。
2.会社研究、ファーストリテイリング
(出所)2008年7月4日付日本経済新聞朝刊15面
●欧米カジュアル大手、H&Mが日本初上陸
●H&Mの高収益の秘密は、海外展開
●海外展開を模索するファーストリテイリングはどうなる?
日本に初上陸するスウェーデンのへネス・アンド・モーリッツ(H&M)。
H&Mは現在29カ国に約1,600店舗を展開、売上規模では世界3位。
営業利益で首位の巨大企業だ。
ここ5年で利益を倍増させている点だろう。
目を見張るのは収益性の高さで、6割超の粗利益率を誇り、
営業利益率も2割を超える。
その数値を達成する秘訣は、商品企画力とモノづくり力にある。
ファッション性の高い商品企画は、年間数百万点の新商品を
日曜以外は毎日投入して若者の支持を得るスピード力にある。
それを、アフリカから東欧まで約700の協力工場からなる生産体制が支える。
H&Mサマリーはこちら
http://www.hm.com/gb/investorrelations/fiveyearsummary__fiveyearsummary.nhtml
H&Mが上陸するのは銀座。
迎え撃つのは、日本のカジュアル衣料業界を引っ張る
ユニクロを展開するファーストリテイリングだ。
同社の収益性は日本企業の中では群を抜いているが、
世界企業に比べればまだまだ見劣りする。
「世界でメインプレーヤーになれなければ明日はない」(柳井会長)と
危機感をあらわにするのも理解できる。
海外ユニクロ事業はまだ営業損益が赤字。
世界で通用するカジュアル衣料企業に脱皮しようとする
ファーストリテイリングは投資家として応援しがいがある企業といえる。
3.日本代表を引退するという意味
(出所)2008年7月4日付日本経済新聞朝刊37面
●神戸の大久保選手、北京五輪召集が見送られる
●選手自身は五輪に出たいのかどうか
●日本代表に区切りをつけるという意味
元日本代表、三浦知良選手のコラム「サッカー人として」。
投資を行うことはスポーツを行うことに似ていると考えている私にとって、
三浦選手のように長期にわたって
プロとして最前線で活躍している選手を素直に尊敬している。
また、場面場面で多くを学びたいと思う。
今回のコラムにも示唆溢れるコメントが多く掲載された。
●出せないというクラブの判断とは別に、
選手自身が五輪に出たいならクラブにはっきりと意思表示すべきだ。
プロとして国際舞台で活躍して
自分の価値を上げたいという思いはあるはずで、チャンスはめったにない。
話し合った結果はどうなるかはともかく、
代表でプレーしたい、世界にアピールしたいという思いを伝える権利はあるはず。
●最近では浦和の坪井選手やG大阪の加地選手のように、
日本代表からの引退を表明するケースもある。
それぞれに事情があるんだろうけど、
理解できるのは代表で控えの立場になったときの難しさだ。
長期の遠征などでは3、4週間を代表チームで過ごすことがある。
そこで出場機会がないとゲーム勘が鈍るし、
実践でしか養えないゲーム体力も衰える。
練習試合をたくさんこなしても、コンディションを維持するのは難しいものだ。
長い期間、厳しいプロの世界で戦っている人の言葉には、
投資で役立つ発想や考えが凝縮されていると思う。
それは、ビジネスパーソンとしてのキャリアプランにも参考になる。
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( 文責:木下 晃伸 きのした てるのぶ )
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