母系の紋で、家紋とは違い、結婚などで変わることはなく、
一生涯を通して使われる紋のこと。
主に瀬戸内海沿岸を中心とした西日本に分布している風習なのだそうです
起源については、いろいろな説がありますが、
源氏に破れた平氏が、女系に「揚羽の蝶(平家の紋)」を伝承させた、
と言うものがあります。
言うまでもなく、平家の男は根絶やしにされていますが、
女は命まではとられることはなかったみたいです
私の女紋は「揚羽の蝶」なんですよね
女紋の発祥は江戸中期以降との説もあり、
「揚羽の蝶」は、「蔦紋」や「桐紋」とともに女紋として人気があり、
女紋を自由に選んでいる?家もあるみたいです
さて、私の直近の家(母)系で、亡き祖母から「揚羽の蝶」の女紋を受け継いでいるのは、
母と叔母、私と妹と従姉妹の合計5人です。
去年、亡き祖母から見て、ひ孫にあたる初めての女子
叔母の息子の娘、私の従兄弟の娘になるのですが、
前述の通り、女紋は男子には受け継ぎません。
従って今後、私の家(女)系で、「揚羽の蝶」を受け継ぐ女子が増える確率は、
ほぼなくなってしまいました
念のため、私の家は徳島・祖谷の家の「赤旗」のように、歴史ある物証はありません
