《MERS感染の疑いがある患者が死亡》
MERS(中東呼吸器症候群)感染の疑いがもたれた患者の中から初めて死亡者が出て、韓国保健当局の管理体系に穴が開いているという指摘が出てきている。
1日現在、隔離対象者は682名と推定され、糖尿病などを患っている高齢者が多いため、死亡者が増える可能性が高い。
日本政府外務省が渡航注意情報も
韓国・京畿道(キョンギド)・平沢(ピョンテク)に住む小学校児童が、中東呼吸器症候群(MERS=マーズ)感染の疑いがあると発表された。教育部は、休校についても検討している。
教育部関係者は1日、韓国メディアの取材に応じ、「教育部はこの日午前、マスコミ報道を通して、平沢地域の小学生がMERSと疑われる症状を訴え、自宅に隔離されていることを知り、対策準備に入った」と明かした。
MERS蔓延中の韓国… 市民たち「スーパーに行くのも怖い」
中東呼吸器症候群(MERS=マーズ)患者数が日ごとに増加している韓国で、市民らは不安と政府に対する不満の声をあげている。
特に、免疫力のない幼児をもつ保護者らは保育園や幼稚園はもちろん、近所のスーパーに出かけるのも怖いと不安感を募らせている状況。
中国で77人がMERS患者に接触、韓国から入国の男性
中国の保健当局は、同国で初めて中東呼吸器症候群(Middle East Respiratory Syndrome、MERS)ウイルスへの感染が確認された男性と接触した64人を隔離し、13人の行方を追跡していると発表した。