2015年5月30日20時23分に小笠原諸島近海で発生した巨大地震、その規模は地球史上最大級のスーパー地震だったと言われている。
後に修正されて発表されたこの地震、深度がなんと682㎞と超深い位置だった。
東日本大地震の時の深度24㎞と比べてみるといかに深い位置だったかが分かる。実に28倍もの深さだった。
通常これほど深い位置で発生する地震の震度はそれ程大きくはない。
ところが今回はあれほど深い深度でなんとM8.1と超巨大だった。
歴史上も観測史上もエネルギーは最大だったのだ。
今回はたまたま偶然が重なっただけで幸運としか言いようがない。
これだけの巨大なエネルギーが東日本大地震と同じ深度24㎞くらいで、しかも首都直下型だったとしたら考えるだけで卒倒しそうだ。
現在地球上で巨大地震が相次いでいる。ほとんどがプレート境界型の大地震だ。
スマトラ沖地震、四川地震、チリ地震、東日本大震災、ネパール地震、どれを捉えても太平洋プレート、インド洋プレート、などのプレート境界に沿ってプレートがずれ動いている。
株高に沸いている日本だが、幸運と偶然はいつまでもは続かないのが歴史の教えだ。
次に来るのは伊豆半島付近を震源とする東海地震か?それとも南海トラフ巨大地震か?
どちらが来ても日本の人口密集地帯と経済工業主要地帯を襲う事だけは確実だね。