名実ともに6月相場入りだ。月初でもあり、週初でもある。連騰につぐ連騰が途切れそうであるが、今日連騰継続となれば、日本株の底堅さが認識され、日経平均も2万1000円と近づく道のりを歩むことになる。
しかしながら、残念なことに①ギリシャ問題、②円安のピーク感、③米国金利の上昇ムード、④国内消費の落ち込み懸念等弱気材料が豊富だ。投げ上げたボールが落ちてくるように、株価も下がることであろう。底ではうまくキャッチする仲間がいないとずるずる下落トレンドになってしまう恐れがある。週初は米国の雇用統計が気になるところ。米国利上げ時期が多少ずれてもいずれは上げる。ここは要注意だ。
今日の一言:他人の宝物を数えても益なし。他を羨まず己の分を守れ。