累積投資というものがある。これは買付時期を分散する効果がある。例えば毎月1万円づつある銘柄に投資する。ところが、ある程度貯まった所で単位株になり、まとめられる。しかし、結局売る時は、1万円づつは売れないのでまとめて売ることになる。商品性の改善を望みたいところである。自分年金を作ろうと思ったらなかなか思うようにはいかない。既発の国債を最初に1年債から10年債まで10銘柄を買い、毎年償還ごとに新たな10年債を買うという投資方法があるが、実際に金融機関に注文すると嫌がられ、販売してもらえない。ラダー型の債券ポートフォリオなのにだ。しかし金融機関は自分たちが売りたい商品だけはよく勧誘に来る。しかし面倒くさい注文は受け付けない模様。さてどうするか?今、医療・介護制度崩壊まじかだから、それら関連ファンドがよろしいのではないかと言ってくるのを信じて良いのかどうか。銘柄分散、時間分散ができても、売却時分散が難しい。
今日の一言:沖中の舟の如く、いづれ岸に付けるべきやと迷う不安日。