訪中団の数だけは凄い3000人。
これだけの人数を率いて訪中した二階総務相、習近平国家主席と会談かと思いきや、なんと対応は立ち話だけだった。
人民大会堂で歓迎式典はあったが、習近平国家主席の発言は社交辞令の話しで終わった。
先方は大国意識丸出しだね。二階総務相では役者格不足と言う訳か。
中国が音頭を取って発足するアジアインフラ開発投資銀行は、その出資金の30%を中国が負担する模様。そこで本心が見えて来た。中国が拒否権を持つと言うのだ。
当然事業を受け持つ企業は中国の企業が多くなる筈。体の良い話、他国に出資させて「仕事は中国が獲りますよ」と言っているのと同じ。
現在中国は国内経済が低迷しGDPも下降中で大変だ。仕事を獲らないと!
そこで考えたのが中国が主導し他国に出資させて仕事は中国がもらう。気に入らなければ「拒否権」を使う。
日本にも盛んに加入を勧めている。加入すれば日本は30%の負担は求められる。その見返りは出資金額に見合わない。
日本は運営が不透明だと現在参加は見送り。その代わり今あるアジア開発銀行を増資する事にした。
この増資した資金をインフラ投資に使うとしたのだ。
当然なことだと考えます。他国を利用して儲けは自国だけ。さらに影響力の増大を図っている。
こんな話に乗って国民の税金を使われたくないね。