売買の水準というか、タイミングというか、リズムを外すと儲けそこなうことがある。底で買い天井で売るが基本だが、底で売り、天井で買っては儲けどころか大損になってしまう。七転び八起き、挫折すれど尚立ち上がる気概があってこそ上手くゆくものだ。株式市場で”カツオの一本釣り”の様にやるか、”底引き網漁”の様にやるか人それぞれであろうが、どのような漁法であれ、その特徴を知らずしては大漁はおぼつかない。
朝、売り指値をしていた。ところが、相場は下落、売り値には届かず下押しする。十分下押ししたと判断したところで、ここをチャンスとばかり買いを入れる。ただ難しいのは計画的な買いで無い場合、心は負けの気分。
評価損益は絵に描いた餅のようなもの。実現してなんぼの世界だと感じる。
今日の一言:吉が凶に凶が吉に転ずる一瞬を観る機眼を養うべし。