2日の東京株式市場で日経平均株価は10日続落した。大引けは前日比176円83銭(1.31%)安の1万3286円37銭と4月16日以来の安値水準を付けた。日経平均の10日続落は1965年2月19日―3月2日(10日続落)以来43年ぶりで、10日間の下げ幅は1166円45銭(下落率8.1%)に達した。国内外の景気悪化懸念が強く、1日発表の6月の米新車販売台数がホンダを除き各社とも減少したこともあって、輸出関連株や銀行株など主力株を中心に売りが広がった。ニューヨーク市場の原油先物相場が日本時間2日の時間外取引で堅調に推移したことを受けて、株価指数先物へのまとまった売りが出ると日経平均の下げ幅を広げた。


